宜蘭(Yílán)は台北駅から電車で約1時間半。台北から日帰りも可能な観光地のひとつです。電車に乗り込み雑然とした台北市の街並みを通り過ぎると深い山々に包まれます。鬱蒼とした森を抜けると広くて青い海が目に入ります。この海が宜蘭に入った印になります。
宜蘭の人口はおよそ46万人。面積は神奈川県を少し小さくしたぐらい。県中央に蘭陽渓という河川が通っており、川が集めた肥沃な土壌が広大な平野を形成し農業が盛んな場所になっています。田んぼに包まれた穏やかな風景はどこか日本の田舎のようですが、畦道に茂るバナナの木がここは台湾ですよと知らせてくれます。
今回は、宜蘭の人々が育てた地酒、イタリアと宜蘭にしかないと言われる発泡性の冷泉、歴史ある街並み、ワイルドな漁船が並ぶ漁港などをご紹介します。
雪山トンネルが開通し台北からバスで1時間とグッと近くなった宜蘭。2009年の夏、高級ホテルやショッピングセンターができ台湾の中でもホットなエリアになっています。新しい特集では蘭城晶英酒店(シルクパレス・イーラン)やレストラン・カフェ、この特集では未取材の観光スポットもご紹介します。>>詳しく読む
2009年の台湾ランタンフェスティバルは宜蘭で開催されました。ランタンフェスティバルは今年で20周年目。干支の牛を初めてとして、台湾で話題になっているパンダなどが煌びやかに展示されました。
大里火車站 / 大里天宮廟 / 頭城老街 / 頭城鎮史館 / 宜蘭酒廠 / 宜蘭設治紀念館 / 牛舌餅 / 渡小月餐廳 / 北成庄蓮花荷畔度假民宿 / 國立傳統藝術中心 / 羅東觀光夜市 / 蘇澳冷泉公園 / 南方澳漁港 / 南方澳南天宮
[ 最終更新:2009年5月6日 ]