
鹿港の誇り、1級古跡の寺
龍山寺は、台湾の1級古跡に指定されている寺です。清朝初期の1653年に建立されたと伝えられており、1786年に今の場所へ移され、その後1831年には地元の名士たちにより規模が拡大され、度重なる修復をへて今日に至っています。
四進三院の建築様式で、「台湾の紫禁城」とも呼ばれており、彫刻や色彩画には中国泉州の芸術文化が見られます。台湾には有名な龍山寺が5ヵ所(台北の萬華、台南、鳳山、淡水)にあり鹿港の龍山寺もそのうちの1つです。
住所:彰化縣鹿港鎮金門街 81号
電話:04-777-2472
開放時間:5:00-21:30

華やかで現代的な廟
鹿港の大通り、中山路を進むとたどり着くのが天后宮。清朝の初期に建立されたと言われており、国の3級古跡に指定されています。ゴールドの門がそびえる入り口一帯には屋台や商店が並び、龍山寺に比べ華やかな雰囲気。
天后宮は、三川殿・正殿・後殿で構成されています。お線香の煙で黒くなった梁や神像が、参拝者の多さを物語っています。こちらに祀られているのは航海の安全を守る神、媽祖で、廟は港に近い位置にあります。毎年旧暦の端午の節句と媽祖の誕生日(3月23日)には台湾全国から多くの人が集まり、かなりにぎわうのだとか。
廟内には廟グッズ店(藝品館)やガチャガチャもあり、ストラップや時計に携帯電話など、かなり現代的なものが揃っています。
住所:彰化縣鹿港鎮中山路430号
電話番号:04-777-9899
開放時間:5:30-22:00
HP:
http://www.lugangmazu.org/