日時:2004年03月26日〜2004年04月30日
場所:陽明山竹子湖

陽明山花季とともに訪れる台北の春は、色鮮やかな花でとってもカラフル。しかし、3月26日から4月30日まで開催されている、竹子湖の海芋季はちょっとユニーク。 なんと真っ白なカラーの花を題材にした、お祭りなのですよ。

カラー(中国語では海芋)の花をご存知でしょうか?日本ではそのスラリとした、シンプルの極みのような美しさから、ちょっとクールなカフェやブティックで飾られていることが多いよう。ところがこの海芋季では一面のカラー畑が堪能できるうえに、気軽にカラー摘みも体験できてしまうのですから、見逃せません。さぁ、可愛らしいバスに乗って竹子湖のカラー畑を見に行きましょう。

※写真はすべてクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。
 

●カラー摘み以外のお楽しみも盛りだくさん  
竹子湖のカラー祭りの最大のポイントはなんといってもカラー摘み。この咲き誇る見るも高貴なカラーの花が摘めるとあり、この海芋季はカラー摘みの絶好の機会と地元の人に大人気です。台湾から日本への植物の持ち込みはできないから、カラー摘みが出来ないじゃなーい!という観光客のあなたもご心配なく。
そんな観光客のために北投農業組合は、カラー音楽会やカラーフラワーショー、そして「竹子湖カラー農園一日巡り」などのイベントを用意。たださっと見て帰るのではなくカラーや陽明山をもっとよく知ってもらうことが狙いのイベントが目白押しなのです。

<2004竹子湖海芋季イベント>
日時
イベント内容
場所
3月26日
オープニングイベント
苗傍海芋園
3月26日〜4月4日
海芋花展
(カラーを使用したフラワーアレンジコンテストなど)
各カラー畑
竹子湖入り口駐車場
4月10、11日
「カラー狂想曲」親子フラワーアレンジコンテスト
湖田國小前広場
3月27、28日、4月3、4、10、11、17、18日
竹子湖の生態探索ツアー (ガイド付き)
入り口駐車場に集合後、
4月17日
「カラーの恋」音楽会
頂湖
3、4月
「竹子湖カラー農園一日巡り」
竹子湖、陽明山エリア

取材に行った日にはカラーを使ったフラワーアレンジコンテストが開催されていました。会場のいたるところにカラーを使用したアイデア溢れる作品の数々が展示されていましたよ。

カラーのみ、もしくは他の花とうまくアレンジしてある作品の数々のなかで、私が個人的にとっても気に入ってしまったものがこれ。流木を巨大な山岳に、白いカラーを雲にみたてて、孫悟空が雲海の上を自由自在に飛び回っている様が見事に表現されている作品です。カラーの花の特徴をうまく活かしたアレンジだと思いませんか?そのユニークなアイデアと、どこか水墨画を連想させるような流線的なアレンジに脱帽です。
作品名 : 「雲海」

●カラーの花畑へいざ!  
竹子湖に向かう道はすぐに見つかります。竹子湖警察局の前方百メートルのところにカラー祭りの看板が立っているからです。カラー、カサブランカ、ヒマワリ、バラなどが咲き乱れる花園では、まずみんなで記念撮影。それらの綺麗に育てられた花を見ていると、丁寧に花を育てていうる農園の方の様子が目に浮かぶようです。
台湾は去年大きな暴風雨に見舞われなかったおかげで、竹子湖のカラーはあちこちで満開。なんでも竹子湖は陽明山の山々に囲まれた谷間にあたり、海抜600メートル以上の涼しい気候がカラー栽培に適しているのだとか。ここ竹子湖にはカラー栽培を専門とする農家が30軒あまりもあるそうです。盆地という地形から霧が発生しやすく、あたり一面に咲き誇るカラー畑が霧にかすむその美しさはまるで別世界のよう。毎年このカラーの咲き誇る季節になると、カラー摘みを楽しむ人達で大賑わいになるのです。
いくつも点在しているカラー畑ですが、このあたりのカラー畑はどこも大体カラー摘み 6〜8本で100元(約300円)といったお値段設定となっています。綺麗なカラー を自分で厳選できる上に、摘む楽しさもあるのにこのお値段なんて、とってもお徳 ですよね。 竹子湖にいたる路上のあちこちでもカラーが売られています。花畑に 入って汚れたくない人は、ここで花を栽培している人々から切花を購入しているようでした。価格は約3束で100元(一束に5本)。黄色やピンクなど特別な品種のカラーはちょっと高くなっていましたよ。
私は眺めるだけでいいの♪という方には、いくつかのカラー農園で行われているユニークなサービスがオススメ。入場料100元なのですが、コースが3つあるのです。Aコースはカラー6本とラッピング、Bコースはカラーの花鑑賞+香り高いコーヒー、Cコースはカラーの花鑑賞+各種お茶から1種類、という内容。目の前に広がるカラー畑を眺めながら、優雅に香り高いコーヒーやお茶でまったりとした時間を過ごしてみては?

●カラー摘みの秘訣&より長く鑑賞できる方法  
花を栽培している農家の人がカラー摘みの秘訣を教えてくれました。今後カラーの花を摘む機会に恵まれたときには、ぜひ試してみてください。まずは花畑のどのあたりがお花を摘むポイントなのが見極めることが大切。花畑の中でも水が多いところのカラーの方が水が少ない所のものより元気なのだそうですよ。竹子湖のカラー農園では、水がある畑に入る人のために長靴も貸し出してくれました。これで服も靴も汚れなくで大丈夫。お花を摘むポイントにねらいを定めたらさっそく畑の中へゴー!
すでに開いているカラー   蕾の部分が大きいカラー
摘む時にはまだ蕾の状態で花の部分が大きいものを選ぶのがポイント。こうすればすぐに花が開くこともなく、開花した後は大きくて綺麗なカラーが楽しめるというわけです。 さて切花をいつまでもみずみずしく美しい状態で長持ちさせるには?答えは簡単。花瓶に入れておく場合は毎日水をとり換えて、その度に根の部分を切るのです。こうするとカラーは驚くほど長持ちするんだそうです。摘み取ったばかりの美しさが、なんと約12日間も保てるそうですので、皆さんもぜひ試してみてくださいね。
 
<ミニ情報>

カラーは中国語で「海芋」ですが、これはイモとは無関係。(※一応サトイモ科ではありますが)「海芋」グルメなんてものはありませんからご注意を。でもこのあたりの農家の人々は、いろいろな山の幸を準備して観光客を待っています。農家に花畑とちょっとしたお食事どころを併設しているところが多いので、花を摘んで楽しんだ後はおいしい山の幸を満喫してみては?ちなみに自然の中で育った地鶏(半身300元)がイチオシだそうです。

<交通指南>


陽明山に向かう主要道路である仰徳大道では休日の朝8:00から午後3:00まで交通規制が行われます。それでバスでまず陽明山に行って花見をし、竹子湖行きに乗り換えるか、直接MRT北投駅で竹子湖行きのバスに乗るのがベスト。

バス路線:
1. 260番のバスで陽明山ターミナルまで行き、赤9番のバス(カラーバス)で竹子湖へ。
2. MRTの剣潭駅から赤5番のバスに乗り陽明山ターミナルまで行き、赤9番のバス(カラーバス)で竹子湖へ。
3. MRT北投駅から赤9番のバス(カラーバス)で竹子湖へ。

カラー祭りの期間は、赤9番のバス(カラーバス)が毎朝7:30から午後5:30まで、平日は15-20分間隔で、休日なら5-10分間隔で運行しています。観光客が多い時には臨時増発あり。

※バスの前には「海芋公車(カラーバス)」と記された中国語と英語の表示があり、両側のカラフルな図案からすぐそれと見分けがつきますよ。

北投竹子湖カラー農園一日巡りホームページ: http://www.tfa.org.tw/pta/05-1.htm 


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