日時:2003年11月08日
場所:士林官邸

2003年11月から2004年4月にかけて開催されるフラワーフェスティバル(士林官邸菊展、台北花卉展、陽明山花季、竹子湖カラー季)。 そのオープニング・イベントとして、「士林官邸菊展」が華やかに開催されました。

秋と言えば菊。しかし、日本のシックな「菊祭り」を予想して行くと、嬉しい裏切りにあってしまいます。ここ南国台湾では秋でも、色とりどりのお花を楽しむことができるのをお忘れなく!

※写真はすべてクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。
 
 

会場となったのは、蒋介石総統夫妻の邸宅であった士林官邸の庭園です。先ずはゲート前に広がる花の海がお出迎え。
ペルシア、ヒマワリ、ヒャクニチソウ、センジュギクなどで作られた、「菊科の美」をテーマにした柔らかなデザインがあでやかに浮かび上がります。ヒマワリやヒャクニチソウが、同じ菊科なんて驚きですね。菊展では、この「菊科の美」のように、各テーマにそって演出された庭園や、イベントを楽しむことができるのです。

<楽しいイベントが盛りだくさん>

開会式の壇上に立った台北市の馬市長。いきなり「花に関することわざは何?」とクイズを出題。
会場の皆が頭をひねっていると、小学校1年生ぐらいの女の子が「走馬看花!(急ぎ足でおおざっぱに物事の表面だけを見ること)」と見事に正解。 この賢い子は、市長より100元のご褒美をもらえました。
皆の笑い声の中、馬英九市長の開会挨拶がスタート。

こうしてなごやかなムードの中、菊展の開会式は滞りなく開催されました。 開会式会場の隣には、目を見張るような切り絵細工や、大家による書道、優雅な調べの中華音楽会など、さまざまなパフォーマンスが楽しめるブースがずらり。

疲れてしまったら、無料提供の菊花茶で、一休みはいかが?菊の花を見るだけでなく、さらに味わえてしまうこのサービス、心憎い演出ですね。 このようなイベントのほかにも開幕日には、数百もの鉢植えのプレゼントもあり、会場に遊びに来た人たちは皆満面の笑顔でした。


【テーマ別庭園】

花の羊がお出迎え

羊の年から申の年へ 今年の菊展は11のテーマに分けられ、それぞれテーマに沿ったデコレーションがされています。 表門にある警備室の隣では、菊の花で作られた可愛らしい羊と、猿のオブジェが、菊科の花畑と一緒にお客様をお出迎え。

2003年の羊年も残りわずかとなり、来年の申年がもうそこに来ていることを表現しているのだそう。「菊」の中国語発音(ジュー)は、「吉」の中国語の発音(ジー)に似ていているので、とても縁起の良いお花。そのため菊科の花を豊富に使ったこの花壇は、開運パワーたっぷりなのです。

めでたく申年が迎えられるようにと、「春到猿吉(春が来て、猿の年は吉祥の年)」と命名されていました。

●菊に舞い降りる蝶々


●フラワー・ティーセット

●菊姫のお庭

蝶をテーマにしたエリアには、環境にやさしい素材で作られた、軽やかでしなやかなチョウがいっぱい。

咲き乱れる花に舞い降りる、たくさんのチョウはとても幻想的。まるで童話の世界に紛れ込んだようです。

格好の記念写真の撮影ポイントになっていました。
お花で作られたポットから注ぎ出る花のお茶。グリーンでできたカップにあふれる花花花・・・。

いったいどんな、甘い味がするのでしょう。夢の国にしか存在しない、純粋な花のお茶。

せめてお花の香りで、その味を想像してみましょう。
菊とチャイナテイストを融合した「菊姫のお庭」。

お姫様にふさわしい、優雅な空間が演出されています。中華風の東屋や、池にかかる小さな橋、ふわふわと舞い降りる蝶々などが、クラシックな雰囲気を持つ菊の魅力をさらに引き立てています。

思わず昔の詩を、口ずさんでしまいました。

この他にも各エリアごとに、素敵な庭園や、花、盆栽の展示などがあり、じっくり見て回るには1日では足りないほど。
花と緑に囲まれた、心まできれいになりそうな時間を過ごすことができました。 今年見逃してしまった皆さん、来年の菊展をぜひ体験してくださいね。
 


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