イベントと金針花の紹介

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山を飾るオレンジ色の花々

イベント会場である金針山レジャー農業区
イベント会場である金針山レジャー農業区

 金針花は7月中旬から9月末頃に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるユリ科の花です。太麻里金針花季(太麻里金針花フェスティバル)は毎年、金針花の開花期に合わせて開催されるイベントで、2013年は8月3日から9月15日にかけて行われます。会場となるのは、台東県太麻里郷にある金針山レジャー農業区。期間中は音楽イベントやハイキングイベント、金針花料理コンテストなども行われます。また2013年は金針花観賞用車も登場。月・水・金の午前と午後の一日2回、金針花の海を車で回ることができるようになりました。

開催地は太麻里郷

山の頂上に金針花畑が広がっています
山の頂上に金針花畑が広がっています

 太麻里郷は台東県の南東部に位置し、沿岸部の平原を除くと大部分が山地に属しています。金針花の産地として知られ、花連県富里郷の六十石山、玉里鎮の赤柯山と並んで台湾三大金針山と呼ばれています。その中でも太麻里郷は、涼しい気候と日当たりの良さから国内最大の栽培面積を誇っており、「金針花の里」として親しまれています。

 太麻里金針花フェスティバルが開催されているのは、最高海抜1,450メートルの太麻里金針山休閒農業區(太麻里金針山レジャー農業区)。台湾にレジャー農業がまだ浸透していなかった2000年代初期に、いち早く設置された農業区のひとつです。農業区内には見晴台やあずまや、歩道、駐車場が整備されていて、東部のレジャー農業区の中では非常に充実した環境です。金針花フェスティバル開催期間以外には、さまざまなレジャー活動や地元の農産品販売などが行われています。

イベント公式Webサイト:http://daylily.mmhot.tw/



目と舌で楽しめる金針花

金針花入りのスープ 金針花は中国では「萱草」「忘憂草」とも呼ばれます。見て楽しむだけでなく、食べることもできる食用ユリで、株から葉まで生活に利用されています。つぼみは「金針菜」「黄花菜」、若い茎は「金針筍」「碧玉筍」と呼ばれ、食べることができます。球根は漢方の生薬として使われ、葉は書画用の上質な紙を作る材料になります。こうした人間の生活への貢献度や生命力の強さ、外観の美しさといった特徴から、中国では偉大な母を象徴する花として愛されていて、母の日の定番にもなっています。

 新鮮な金針花のつぼみには、青々とした若いつぼみと開花寸前の黄色いつぼみの2種類があります。調理法は、肉や野菜と一緒にさっと炒めたり、スープに入れて食べるのが一般的で、青いつぼみと黄色いつぼみでは、それぞれ違う食感が楽しめます。旬は初秋で、新鮮なものはこの時期にしか食べられませんが、黄色いつぼみは乾燥させたものが売られていて、一年中味わうことができます。


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