致怡+ZEI+インタビュー

致怡+ZEI+(ジーイー)
8月16日、台北生まれ。母親が海外の絵本やアニメを輸入する会社に勤めていたため小さな頃から家に多くの絵本やアニメがあった。子供の頃から絵を描くのが好きで、イラストの仕事を経て漫画を描き始め2011年と2012年に行政院文化部が開催する漫画の賞である金漫獎の一般漫画部門で佳作を受賞。2013年3月現在は魔女のPicoPicoが依頼人のユニークな願いを叶える「執業魔女★Pico Pico(東立出版)」を連載中。
──ペンネームについて教えてください
名前をそのまま使っています。漫画の場合は名前だけの2文字。イラストを描くときは姓+名前の3文字にしてますよ。
──漫画を描くようになったきっかけは何ですか?
子どもの頃からイラストや漫画を描くのが大好きでした。母が海外の絵本やアニメを輸入する会社に勤めていたため、家にいろいろな国の絵本やアニメがあったのも影響してますね。美術関係の学校に入って、クラスメイトや先生の繋がりで、雑誌や塾で使う教科書などに掲載するイラストの仕事をするようになりました。2001年頃からイラストの仕事をしています。イラストだと長いストーリーを伝えることができないので2009年頃から漫画を描き始めました。
──漫画家になって一番うれしかったことはなんですか?
えーと、サラリーマンと違い、自分で時間の調整ができてVIPな感じも味わえるところでしょうか(笑)。2012年にフランスで最も大きい漫画フェスティバルに参加したのですが、憧れの漫画家に会えたのもうれしかったです。
──漫画、映画、小説で影響を受けた作品はありますか?
とっても多いです。日本の漫画家だと山下和美、荒木飛呂彦、水野純子。映画監督だと中島哲也やティム・バートンが好きで、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスが好きな作品のひとつです。絵画だと巻田はるかやオーブリー・ビアズリーの絵が好きですね。
──現在連載中の「執業魔女★Pico Pico」について教えてください。
魔女のPicoPico
魔女のPicoPico
 魔女のPicoPicoが依頼人のユニークな願いを叶えていく物語です。
──印象的な絵が特徴ですが、絵を描く際に心がけていることはありますか?
何を入れるか、何を入れないかを慎重に考えて全体のバランスに気をつけています。立体感よりは線を重視していますね。
──漫画を描くのに使っている道具は何でしょうか?
ComicStudioを使っています。
──作品の中でユニークなデザインの衣装やキャラクターが数多く登場します。どんな時にアイディアが閃くでしょうか?
映画、雑誌、漫画いろいろな作品がアイディアの源になっています。漫画を描く仕事では、ずっと家の中にいることになってしまうので、刺激を得るために映画や展覧会など外出するように心がけています。
──ゴシックファッションは好きですか?
大好きです。日本のファッション雑誌も参考にしますよ。きゃりーぱみゅぱみゅのファッションも好きですよ。
──PicoPicoへのユニークな依頼は、何をしている時に閃くことが多いでしょうか?
PicoPicoを訪ねてくる依頼人
PicoPicoを訪ねてくる依頼人
日常生活をしていて閃くことが多いのですが、まず最初に頭の中に1つの絵が浮かびます。例えば女性と黒い雲とか。その絵の前後を膨らませて物語を作ってますね。・・・・閃かない時は、んー、散歩してリラックスするようにしています。広くて人のあまりいない河川敷みたいなところが好きでよく歩きます。
──台湾の漫画についてコメントをください。
台湾の漫画は政府が支援するなど徐々に発展していますが、まだ雑誌やWebサイトなど発表できる場所が少なく、ジャンルもあまり多くありません。映画だとラブストーリーやアクション、芸術的なものなど様々なものがあるので、同じように様々な漫画が増えるとよいですね。出版社は新しいことに挑戦しようとしているので今後は増えていきそうな感じです。
──趣味や好きなこと、マイブームについて教えてください。
散歩やネコと遊ぶことが好きです。以前は、友達とストーリーのあるテーマを決めて写真の撮影もしていました。ある漫画家さんの勧めでデジタルで絵を描くだけ油絵にも挑戦しようと思い、今は場所を作るために大掃除をやっています。
──今後描いてみたいテーマや抱負を教えてください。
今後も自由な漫画を描いていきたいです。油絵に挑戦したり、友達と一緒に創作したり、ゲームの絵も描いてみたいですね。
──最後に一言お願いします
台湾に来た時には台北市立美術館や様々な展示会に行ってみてください。台湾ならではのいろいろなものが見られますよ。
インタビューで取り上げた本はこちら緋色王城
 

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