大観発電所

大觀發電廠

 大觀發電廠(大観発電所)とは明湖ダムにある2つの発電所の総称で、一基は日本統治時代に建造された慣常水力発電所の大觀一廠と、もう一基は抽蓄水力発電所(揚力発電)の大觀二廠です。これらの発電用の水は日月潭から引かれており、その規模はアジアでもトップクラスです。

 発電所は見学可能です。入口で氏名と車のナンバーを登録しますが、タクシーの運転手さんが全てやってくれます。見学時間は9:00~16:00で、毎週月曜は休館です。

 発電所内ではまず簡報室(広報室)に立ち寄りましょう。発電所の由来や歴史、水源情報の資料や水力発電の構図模型など、大観発電所を詳しく知る事ができます。また15分間の大観発電所の解説ビデオも見ることができます。

 車埕駅から大観発電所へはタクシーで片道約20分かかります。

大觀一廠

 大觀一廠は日本統治時代の1918年に着工し、数々の困難の末1934年に完成した、旧名「門牌潭発電所(その後日月潭第一発電所に改名)」で、その規模は当時東洋一を誇りました。海抜2,400mの日月潭は、この工事により発電用ダム湖になって水位が上昇し、現在の地形となりました。大觀一廠は落差320mの水路5本で5基の発電機を回し、発電量は110MWで現在でも台湾有数の水力発電所となっています。

 大觀二廠は大觀一廠の発電不足を補うために建設され、1985に完成した揚力式の水力発電所で、発電量は1000MW。その他の日月潭水系の水力発電量を合計すると、2,800MWになります。

明湖水庫と明潭水庫

 明湖水庫(明湖ダム)は大觀二廠の眼下に広がる、長さ約4㎞の人口湖で、大觀二廠での揚力式水力発電には明湖ダムの水が使われています。大觀二廠の巨大な発電機は地下に設置されているので見ることはできませんが、昼間、日月潭から取水して発電で使用された水が明湖水庫に溜まり、深夜の余剰電力を使ってこの水を日月潭にくみ上げています。明湖ダム湖は人工湖ですが、自然とよく溶け込んでいます。

 明湖水庫の下流にある明潭水庫(明潭ダム)は発電量1600MWの揚力式水力発電の明潭水力発電所を擁し、鎌の様な形をしたダム湖をもつダムです。ダムは車埕駅からも見える距離にあり、徒歩で行くこともできます。なお、明潭水力発電所の見学はできません。

大観発電所

大観発電所

大観発電所 簡報室(広報室)

大観発電所 簡報室(広報室)

大観発電所 簡報室(広報室)

大観発電所 簡報室(広報室)

明湖水庫

明湖水庫


明湖水庫

明湖水庫

明潭水庫

明潭水庫

明潭水庫

明潭水庫

車埕駅からは明潭水庫が見える

車埕駅から明潭水庫が見える