2011年6月現在、営業を停止して見学することができません。

旅々台北【熱門特集】 台湾故事館徹底攻略ガイド

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台湾故事館の創館者は、台湾でも一二を争うコレクターとして知られている呉傳治さん。台湾故事館に先駆け、台中のレトロパークレストラン「台湾香蕉新楽園・春露商店」と、モダンチャイナ風レストラン「上海新楽園」を成功に導いた実力派です。

さぞかしやり手のこわもて・・と思いきや、気さくな笑顔が印象的な呉さんはまだ41歳という若さ。決して裕福ではない子供時代に培った、物を捨てずに大事にとっておくという心がけが、コレクター人生の要因の一つになったのだそう。呉さんのコレクター人生の集大成とも言える台湾故事館で、お話をうかがいました。
台湾故事館や台中のレストランに展示されたコレクションは見事ですが、収集のきっかけは?

デザインや絵を描くことが好きで、高校時代に古いポスターや新聞などをコレクションしたのがキッカケですね。その後、コレクションの幅も広がり、保存用に200坪以上の倉庫を借りるまでになりました。それらのコレクションを通じて、台湾の庶民文化をもっと知ってもらいたいと思い、台中の「台湾香蕉新楽園・春露商店」を初めるにいたったのです。台湾故事館は、外国の人にもより深く台湾を知っていただくために、展示とグルメを融合させた大規模なテーマパークレストランとして、よりパワーアップしました。


台湾故事館のオープンに際して、大変だったことや気をつけた点は?

大変だったのは、トータルデザインですね。敷地面積は広いのですが、地下で天井が低いので、いかに高さや奥行きを出すかが大変でした。防火対策などの安全面にも細心の注意を払っています。工事の際には、私も毎晩ほぼ徹夜状態で作業に加わっていました。


ぜひ日本人観光客にチェックしてほしい、というポイントは?

ご存知の通り、日本統治時代を経た台湾には、日本の文化も深く浸透しています。そのため、館内の至るところで、日本の皆さんも懐かしいなぁと感じていただくことができると思いますよ。台湾だけれども自分のふるさとにいるような、そんな不思議な感覚を味わってみてください。

また、一流シェフが手がける本格的な中華料理や、台湾ならではの屋台料理、トロピカルフルーツをふんだんに使ったスイーツ店もありますので、グルメスポットとしてもぜひ活用してください。

今後予定されているイベントや企画などについてお聞かせください。

企画は数え切れないほどなのですが、そうですね、「金大方理髪院」で実際に理髪(男性用)サービスを行うとか、写真館にてカメラマンによる記念写真の撮影や、役者を準備して、いきなりケンカ(演技です)が始まりだす、・・といったことを考えています。

展示室では骨董コレクターのJAY(周杰倫)や方文山(作詞家)らと共に、企画展をやろうという話も出ていますよ。今後いろんなイベントも催しますので、毎回来る度に違った楽しみ方ができると思います。ぜひ、何度もいらしてくださいね!


デザイナー出身の呉さんは、コレクションや展示方法についてもコダワリを通す職人肌。現在でも充分にレトロなムードが再現されていますが、今も時間を見つけては、創館者自らが建物の古びた感じを出すために、地道に汚しをいれる作業をしているとか。呉さん自身が満足する出来になるにはあと1年くらいは必要だそう。

電線にはツバメが、屋根の上には猫がと、細かいところに発見がある凝った館内は、訪れる度に驚きがあります。その秘密は、呉さんのコダワリにあったのですね。

町並みのコーナーでは、ご自慢のコレクションがいっぱい詰まった館内を、創館者の呉さん自らが顔を輝かせながら案内してくれました。


必見!創館者のご自慢お宝
館内に溢れる膨大なコレクションの中から、呉さんのご自慢のお宝を教えていただきました。皆さん、館内を散策しながら、よーくチェックしてみてくださいね!さぁ、それぞれどこにあるでしょう。

レトロパチンコ台

貫禄ある木製のパチンコ台は、1949〜1951年にかけて作られたもの。木枠には「反共抗俄」の文字、そして盤面には、共産党政権下の中国大陸と台湾の地図が描かれ、「打闘大陸 解救同胞」のスローガンが勇ましく踊ります。

ハンドルをはじくと台湾から玉が飛び出し、大陸の各地に打って出るという造り。なんとも当時の時代背景を反映したパチンコ台ですね。ちなみにこれ、玉を入れれば今でも使えるそうですよ。
萬金油(タイガーバーム)の看板
(4枚組)

萬金油とは、お馴染みタイガーバームのこと。「萬金油」の3文字全て、そしてその下の虎の看板も含めた4点セットが揃っているのは、ここ台湾故事館だけだそう。それを知ると、看板もまた違って見えますよね!
コカコーラ台湾創業時の看板

先進国のシンボル?!でもあるコカコーラが台湾に進出したのは、1964年。その創業時に作られた看板で現存するのは、ここに展示してある1枚だけだそう。レトロな瓶に右から左へと書かれた「可口可樂(コカコーラ)」の漢字が、なんとも情緒たっぷりですね。この看板と呉さんは同い年だそうで、それだけに思いいれも強いそうですよ。
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