旅々台北 特集記事
童話の世界のような淡水の新風景
淡海ライトレール特集

2019年正式開通

淡海ライトレールは2014年に第1期計画区間である緑山線と藍海線の工事が始まり、2018年末にはまず緑山線が試運転を開始、そして2019年2月1日に正式開通しました。この淡海ライトレール緑山線には計11の駅があり、V01〜V07は高架駅、V08〜V11は路面駅になっていて、各駅間の区間は非常に短く、全線の所要時間は約20〜30分です。

淡海ライトレールは5両編成で定員は265人。また、車いすや自転車のためのスペースも確保されたバリアフリー車両となっています。車両には海をイメージした流線型のデザインを採用。車両の窓は景色を存分に楽しめるよう広く設計されています。そして、この車両は台湾で初めての国産車両で完全なMIT(Made in Taiwan)でもあるんです。水色の車両は淡水河の波を彷彿とさせ、山と海の間を行き来する姿は淡水の新たな風景になっています。

詳細情報

運行時間:6:00~24:00
運行間隔:毎15分(オン・オフピークに関係なく)
運賃:基本運賃20元、片道最大25元

搭乗割引
1. ICカード利用で2割引
2. バス・MRTとの相互乗り換えで8元割引
3. 台北市および新北市による1280元の公共交通機関定期券が適用されます
4. IC優待カード(敬老カード・愛心カード・児童カード等)での乗車は半額、乗り換えは4元割引

乗車方法

淡海ライトレールにはいわゆる改札口がありません。乗車の際にはICカードを利用するか自動券売機でチケットを購入します。ICカード利用の際は乗車時には青色のカードリーダーに、降車時には赤色のカードリーダーにタッチしてください。券売機で購入したチケットのタッチは不要ですが、降車するまでチケットは手元に残しておいてくださいね。

自転車を搭載する際には専用のチケットをインフォメーションまたは自動券売機で購入する必要があり、料金は片道一律50元です。このチケットでは乗客は必ず自転車とともに乗降車しなければなりません。
また、淡海ライトレールでは自分で開閉ボタンを押して乗降する必要がありますので注意が必要です。

駅の特色

駅のデザインは国際的な絵本作家である幾米(ジミー・リャオ)によって手掛けられました。淡海ライトレールのために新しく創作された物語「閉上眼睛一下下(少しだけ瞳を閉じて)」をコンセプトにデザインされています。物語はライトレールに乗車する一人の少女が瞳を閉じた瞬間に帽子が光を放ち、想像力に満ちた旅が始まるというものです。MRT淡水信義線の「紅樹林駅」から淡海ライトレールに乗り換えると11の駅を経て終点の「崁頂駅」まで、台北市から淡海ニュータウンまで行くことができますよ。

すべての駅にはジミーの物語に登場するキャラクターのパブリックアートが設置され、また、その他にジミーアートのバス停も2つあり、合わせて13の大きな動物と小さな少女の作品が私たちを迎えてくれます。どの駅で降りても淡水の新しい風景とかわいいキャラクターに出会え、旅がますます楽しくなりますよ。

これらの大きなパブリックアートは銅でできています。座って休んだり、はたまた大きくハグをしたりと、乗客は自由にパブリックアートと触れ合うことが可能ですよ。パブリックアートと呼応するステンドグラス作品は童話の世界に様々な彩りを加えてくれ、ジミーの絵本の世界を体感できます。淡海ライトレールに乗ればまるで童話の中の世界にいるような気分に。さああなたの冒険の準備はできましたか?それでは夢の旅へと出発しましょう!

記者:柴郡貓(チェシャ猫)
撮影:陳伯瑋(Wyatt Chen)

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