2016年8月15日

人を救っていた養生レストラン 延齡堂-酸菜老爺的店

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

鴛鴦鍋

鴛鴦鍋

椒麻雞排

椒麻雞排

洛神蜜梅汁

洛神蜜梅汁

醸造中の酢ドリンクの原料

醸造中の酢ドリンクの原料

店内の様子

店内の様子

蒜頭釀冷麵套餐

蒜頭釀冷麵套餐

 「延齡堂」は、創立者である呉さんによって1815年にオープンしました。元々は漢方の病院で、1911年に台湾を訪れたあと第一代目の鍼灸師として多くの患者さんを救い、その名が知れ渡りました。その後、二代目が古い祖先の屋号をそのまま使用し、この漢方の病院を酢のドリンク専門店へと一転させました。あらゆる商品が、昔ながらの手作りの二次発酵醸造にこだわりながら作られていて、後に、酢を応用した火鍋などの料理を提供する「延齡堂」となり、多くのお客で賑わう店となりました。

 店内の看板メニューといえば「高粱酸白菜/釀番茄鴛鴦鍋(高粱酸白菜/トマトのおしどり鍋)スープ580元/1~4人前)」です。軽く発酵させた高粱米に高山で採れた大白菜を加え、30日以上の乳酸発酵時期を終えると、火鍋のスープができあがります。また、これに台南産のトマトを加えるとトマトスープにもなるんですよ。発酵したスープの風味は濃厚でとてもまろやか。食材に吸収された後は、スープ本来のさっぱりと甘い香りや味を楽しむことができます。代々受け継がれている蒜蓉辣椒醬(チリガーリックソース)をたらすと、更にスープの香りが引き立てられますよ。

 今月の新メニュー「蒜頭釀冷湯麵套餐(にんにくの冷スープ麺セット/299元)」は、にんにくのスープを使用しています。うどんをスープに入れ茹でたあと、冷たいスープを加えます。乳酸発酵後のにんにくは、刺激的な辛さがまろやかな口当たりとなり、少々舌を刺激しつつも甘酸っぱさが感じられます。スープは濃厚ながらも油っぽくありません。炎天下の夏日には、冷たいスープ麺を食べて暑気払いをし、同時にお腹も満足させてくださいね。

 冷湯麵のサイドメニューも、様々な選択が可能です。「椒麻雞排(フライドチキン/150元)」は、綿密な肉質を持つ厚切りの鶏肉を使用しています。特製のパン粉をつけて揚げたあとの鶏肉は全く油っぽくありません。酸っぱさと辛さがほどよく調和したソースはまろやかで、鶏肉の新鮮な甘さとよくマッチし、鶏肉の旨味を更に引き立てているんですよ。

酸梅湯

酸梅湯

純正の手作り酢ドリンク

純正の手作り酢ドリンク

 店内ではもちろん、酢のドリンクも提供しています。伝統的な夏季のスペシャルドリンク「酸梅湯(梅ジュース/200元)」は、漢方を煮込んで作られていて、お店秘伝の製法が用いられているだけでなく、酸梅湯の中には漬けた梅汁が加えられています。ほのかな漢方の香りが感じられ、やみつきになる美味しさですよ。「洛神蜜梅汁(ハイビスカスと梅ジュース/70元)」の透き通るような色鮮やかな桃色の液体の由来は、台東県太麻里郷のハイビスカスから採取したものなんですよ。梅は香りが特長的で、さっぱりとまろやかです。発酵食品特有の綿密な気泡は、口当たりを更にアップさせます。梅ジュースは甘酸っぱさの中に塩気も持ち合わせていて、見た目ともに美味しいドリンクですよ。

 「延齡堂」の高粱酸菜は、前任と後任のオーナーの経験によって独自に作り出された特殊な食材です。高粱酒の酒粕にはビタミンの吸収を促進する微量な元素が含まれ、乳酸成分は胃腸の動きと消化を助けます。「延齡堂」の料理はどれも美味しく健康的なんですよ。
(記者:Hana H.)

地図

【延齡堂-酸菜老爺的店】
住所:台南市北區富北街50號
電話:06-221-0110
営業時間:月曜日~日曜日10:30-14:00,17:00-21:00
定休日:無し
交通:台湾鉄道台南駅から徒歩約5分
URL:http://www.longer-life.com.tw/zh/company.html

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