2016年5月18日

伝統市場の隠れ家カフェ 灣島,呷早頓

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
※写真クリックで大きなサイズの画像が表示されます。

[日本語]  [中文]
お店の入り口

お店の入り口

店内の様子

店内の様子

自製酸奶尬綜合乳酪炸辣鶏腿堡

自製酸奶尬綜合乳酪炸辣鶏腿堡

德式黑白香腸

德式黑白香腸

泰式手標紅茶奶奶

泰式手標紅茶奶奶

林家花園

林家花園

窓枠を使ったインテリア

窓枠を使ったインテリア

 新北市板橋區にある林家花園の傍に位置する「灣島,呷早頓‬」は、現地の生活に溶け込んだ温かみのあるお店です。ヘルメットをかぶったままの男性や、買い物籠を提げた女性がお店に入っていく姿がよく見られます。というのも、お店の傍には伝統的な朝市場があるため、お客の多くが買い物の後に立ち寄り、ここで朝食を食べて帰ります。そのため、先述のような面白い情景が見られるのです。

 店名の「灣島」は、台湾語の「阮叨(ウェンダオ)」と同じ発音で、「我家(私の家)」という意味があります。そしてもう一つは漢字の通り「臺灣島(台湾島)」という意味もあり、合わせて「臺灣是我的家(台湾は私の家)‬」という意味が含まれているんですよ。

 お店に近づいてみると、木製の窓枠で装飾された個性的な壁が見えてきます。聞けば、この窓枠にはそれぞれ物語りがあるそう。青色の窓枠は高雄三合院の古い家を取り崩した時のものです。以前オーナーの祖母は毎年お正月前になると新しく青いペンキを塗り直していたそうで、この青色は台湾早期の流行カラーだったのだとか。これらの窓枠はもともと祖父母、母、そしてオーナーの部屋の窓枠でした。これをお店で使用することで、まるで馴染みある実家へ帰ったような気分になり、また四世代の記憶と伝統も一緒に受け継いでいるのだそうですよ。

 オーナー一番のおすすめ朝食セットが「德式黑白香腸(ドイツ式黒白ソーセージ/185元)」です。海鮮のうまみが詰まったイカ墨のソーセージとイタリアの伝統的な白ソーセージが合わせてあります。更にお店特製のホワイトワインヴィネガーとりんごジュースを合わせて炒めた紫キャベツがトッピングされていて、ひときわ目を引きます。

 また、サイドメニューのパンは、フォカッチャを使用しています。お店ではフランス式トーストの作り方を採用しています。表面に卵を塗り、弱火でゆっくりと焼いています。ローズマリーと卵の味が交差しあい、フォカッチャ全体の味わいを引き立てていますよ。同時にお店の料理に対する心遣いも感じられることでしょう。

 お店の人気メニューは「自製酸奶尬綜合乳酪炸辣鶏腿堡(自家製サワークリームとチーズのスパイシーチキンハンバーガー/119元)」です。オレンジ色のチェダーチーズソースにお店特製のサワークリームソースが加えられています。サクサクに揚げたスパイシーチキンはまろやかでさっぱりとした口当たりです。中間にはボリュームたっぷりの生野菜と干し葡萄が挟んであり、いつの間にか食べ終えてしまうほどの美味しさです。サイドには軽く焼いたスライスオレンジがあります。加熱後のオレンジはいい香りが漂い、魅力的ですよ。

カウンター

カウンター

野良犬救済エリア

野良犬救済エリア

 「泰式手標紅茶奶奶(タイ式チャーノムイエンミルクティー/50元)」は、練乳を使用しています。練乳がミルクティーの香りを引き立てていて、甘すぎることもありません。チャーノムイエンの茶葉の香りも更に引き立てています。人気ドリンクの一つなのもうなずける美味しさですよ。

「灣島,呷早頓‬」は、美味しい料理や南部の古い木窓の装飾があるほか、二人のオーナーは野良犬問題に高い関心を持っています。「Gentle(ジェントル)」はかつて野良犬でしたが、今はオーナーたちと一緒に生活しています。オーナーは将来、お店の自家製コーヒーブランド「‎GentleCoffee(ジェントルコーヒー)」を作り出し、コーヒー豆で得た営利所得の5パーセントを寄付して台湾の野良犬を救いたいと強く願っているそうです。
(記者:DIANE|撮影:DIANE)

地図

【湾島,呷早頓】
住所:台北市板橋區文昌街22號
電話:02-2960-1322
営業時間:08:00-16:30
定休日:水曜(その他の休みはフェイスブックページで告知)
交通:MRT府中駅3番出口から徒歩5分
URL:https://www.facebook.com/wandao22

Loading...
矢印最近の記事 矢印全記事リスト 矢印旅々台北TOP

▲ページトップへ戻る