2014年9月2日

郊外で自然を満喫 金面山親山步道

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
※写真クリックで大きなサイズの画像が表示されます。

[日本語]  
登山口

登山口

金面山親山步道から見た台北市内

金面山親山步道から見た台北市内

石段

石段

険しい岩肌

険しい岩肌

頂上からの景色

頂上からの景色

頂上からの景色

頂上からの景色

金面山親山步道から見た台北101

金面山親山步道から見た台北101

 五指山系の一つである金面山は、太陽の光に照らされるとキラキラと光って見えたことから、その名がつけられたそうです。内湖区環山路一段の道路沿いにある垂直な岩壁が目印で、登山口は閑静な住宅街の路地を入った突き当たりにあり、真正面には小さな滝が爽やかな音をたてて流れています。

 入り口から延びる古い石段を上り、まずは中腹にある休憩所の論劍亭を目指します。約250メートル程上ったところに、石堡展望台と採石場遺跡があります。金面山の基盤となっている石英砂岩という石は非常に硬く、清朝統治時代、台北府城の建材として用いられていました。今なお忠孝西路に残っている「北門(承恩門)」も、金面山の石英砂岩で造られています。採石場遺跡を過ぎた辺りから、それまで整然と並んでいた石段が不規則になり、不安定な足元が続きます。途中、眼下に台北市を一望できるウッドデッキの休憩所で一休みしましょう。ここからは真正面に台北101ビル、眼下には内湖サイエンスパーク、基隆河沿岸、松山空港の滑走路などが望めます。飛行機が滑走路から離陸する瞬間や、台北101をかすめて雲の中に消えていくような光景を見ることができますよ。

 この後、金面山親山歩道最大の難所が待ち構えています。他の近郊の山々とは異なって傾斜が高くなるにつれ石段はなくなり、その代わりに巨大な岩壁が現れますが、恐れることはありません。滑りにくい岩なので、岩肌に這いつくばるよう、ゆっくり進めば大丈夫です。大自然の試練を味わった後、やっと論劍亭に到着です。2階建ての論劍亭ですが、残念なことに目の前にある大きな木が視界を遮り、そこから望める景色はほんの僅かでした。ここから山頂の剪刀石山まではもう一息。登りつめた山頂には「打印台」と呼ばれるスタンプ台が設置されたあずまやがあります。台北市側は潅木があるため視界はイマイチですが、北側には大崙尾山から延びている忠勇山、鯉魚山の五指山系や、碧山巌付近の山陵、遠くは汐止、基隆までの絶景を眺めることができます。海抜258メートルの山頂に吹く風は遮るものが何もないので、とても心地よく清々しく感じます。

打印台

打印台

桃金孃

桃金孃

 剪刀石山から下ってしばらく行くと、苔むした石畳、後半は枕木を敷いたような道になります。滑りやすいのでゆっくり歩きましょう。道端には日本では温室栽培しかない「テンニンカ(桃金孃)」などの植物を目にすることができますよ。

 台北市内にはハイキングコースが数多くあり、所要時間数10分の短距離から3時間程度のコースまでさまざまです。いくつかつなげてオリジナルのコースを作ってみてはいかがでしょうか。
(記者:Anela)

地図

【金面山親山步道】
住所:台北市内湖區環山路一段136巷
交通:MRT西湖駅1番出口から徒歩約12分

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