2014年2月26日

隠れた滷味の名店 小龍飲食

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の概観

お店の概観

滷味の盛り合わせ

滷味の盛り合わせ

四川怪味雞

四川怪味雞

餛飩牛肉清湯

餛飩牛肉清湯

招牌火鍋

招牌火鍋

店内の様子

店内の様子

 真っ赤な看板が目立つ小龍飲食は、オープンして既に50年余りが経っています。それはまるで長年鍛えてきた武道の達人のように、路地裏にひっそりと隠れるようにあります。値段は安く、スタッフも親切です。そして、お腹いっぱい食べたいな、料理の巧みさを味わいたいな、と思ったときでも、ここに来れば大満足して帰ることができる、大好評のお店なんですよ。

 お店の料理は難しい理論や、ゴージャスな食材は使用しておらず、おいしい本物の食材のみを使用しています。店内には黄色の滷味(台湾風煮込み)専用のメニュー表、赤色のご飯ものや麺、炒めもの専用のメニュー表、青色の小菜のメニュー表が横一列に並んでいます。どの料理も素朴ですばらしいものばかりです。

 ここで最も有名なのが、様々な滷味です。鶏肉、鴨肉、豚肉、牛肉、アヒル肉など豊富にも揃っていて、初めて来店した人は、何をオーダーしたらいいのか迷うこと間違いなし。そんなときはこれ。「廚房幫您配(おまかせメニュー)」は、盛り合わせのサービスで、お客の指定予算に合わせて盛り合わせてくれます。また食べたくない食材や骨抜きなどの特別な要求にも応じてくれますよ。取材当日は400元前後の予算で滷味を組み合わせてもらいました。燻製イカ、煮込み牛筋・牛腱・煮込み牛ハチノス、ソーセージ、豚の耳が含まれています。定番の昆布、豆干、煮込み卵もありますよ。どれも味がよく染み込んでいて、食欲が全開になることでしょう。

 小菜の種類も様々で、その中でも特別なのが「四川怪味雞(四川風チキン/小120元)」です。怪味雞は、四川料理の中で最もよく見られる冷製料理です。どの店もそれぞれ合わせ方が異なり、食べる時100の味が交差するということから「怪味」と名づけられました。小龍飲食の怪味雞は肉質がとてもやわらかく、上には赤と緑色のソースがかけられていて、とても美しいんですよ。細かく切った葱、生姜、にんにくが香りよく、ピリ辛の紅油と混ざり合い、更に胡椒と胡麻の香りが漂い、食欲をそそられますよ。

小龍麺

小龍麺

紅油抄手

紅油抄手

 麺類も逃せません。「小龍麺(小65元)」は、見た目は陽春麺にもやしと小さな白菜が合わせてあるだけですが、お碗の底にある沙茶麻醬肉醬(沙茶麻醬肉そぼろソース)をかき混ぜれば、すぐにいい香りが立ち込めます。「紅油抄手(四川風ワンタン/50元)」は、辛味の中にもほのかな甘みを持ち合わせていて、ワンタンの皮は薄く肉は多めで、一つ一つがしっかりとしています。肉の餡も新鮮な甘みが感じられます。辛いものが苦手な方は「餛飩牛肉清湯(ワンタン入り牛肉スープ/小40元)」がおすすめですよ。醤油と豆板醤を加えた牛肉スープは、こってり味ですが、ワンタンの風味は消えていませんよ。

 大勢での食事会や冬には、「招牌火鍋(特製鍋/650元)」をぜひ食べてみてくださいね。鍋いっぱいに牛筋と牛ハチノスが入っていて、更に鴨血、蛋餃(タマゴ餃子)、燕餃(細長い餃子)、トマト、白菜、にんにくの芽などが入っています。もともと牛肉のダシがしっかり出ているスープに野菜もたっぷり加えるため、煮れば煮るほどコクと香りが出ます。ボリュームたっぷりで、質のよい食材も使用されたお得な一品ですよ。

 小龍飲食の料理は、ストレートでシンプルで伝統的。まるで台湾式居酒屋や家庭的な食堂のようです。静かな路地裏にありますが、口コミで人気が広がり、通いたくなってしまうお店なんですよ。100席ある席もすぐなくなってしまい、人気なのがよくわかります。
(記者:Eleanor)

地図

【小龍飲食】
住所:臺北市松山區光復南路13巷31號1樓
電話:02-2768-5661 / 02-2766-0962
営業時間:月曜日~土曜日11:00-23:30(ラストオーダー22:30) / 日曜日11:00-22:00(ラストオーダー21:00)
定休日:不定休
交通:MRT國父紀念館5番出口から徒歩約15分

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