2014年1月8日

昔の台湾の農村を再現 嘉義頂菜園郷土館

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
※写真クリックで大きなサイズの画像が表示されます。

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台湾のことわざが書かれたアーケード

台湾のことわざが書かれたアーケード

チケット売り場

チケット売り場

園内の風景

園内の風景

遊園バス

遊園バス

板頭村

板頭村

昔の美容院機器

昔の美容院機器

布袋戲の舞台

布袋戲の舞台

 「男が結婚前にくれるのは白地小切手、結婚後にくれるのは不渡り小切手」「今日するべきことをする。今日が終わればする必要はない」。台湾の古いことわざが書かれたアーケードは、訪れた者を時空の旅へと導く、タイムトンネルのようです。頂菜園郷土館の入口には木造のチケット売り場があり、そこでは、まるで過去に戻ったかのような古い乗車券を売っています。園内に足を踏み入れると、年配者だろうと若者だろうと、台湾人だろうと外国人だろうと、たちまち50年代の台湾の農村のおじさん、おばさんになった気分が味わえます。

 嘉義縣新港郷にある頂菜園郷土館は、この地区で生まれ育った園長の地元への愛と、昔を懐かしむ気持ちから作られたテーマパークで、50年代の台湾の農村社会をテーマに何年もの時間をかけて建設、収集が行われました。園長は、すでに忘れ去られた農村にまつわる文物を探し出し、創意工夫によってコミュニティアートと融合させ、これらの文物に新たな命を吹き込みました。数十年前の台湾の農村社会の生活様式を凝縮したこの小さな園には、昔の農村文化がうかがえる懐かしい空間も再現されています。園内のあちこちに収集された台湾の旧式の農村器具が展示され、昔、養豚場として使われていた建物や政府糧食局が食糧の保管に使っていた旧倉庫、白黒テレビ、昔の自転車、昔のベッド、子供の頃によく見た廟前広場の布袋戲(人形劇)、懐かしい雰囲気の美容院など、当時の「食べる・使う・見る・遊ぶ」が勢ぞろい。記者がこどもの頃大好きだった駄菓子屋も設置されていました。この駄菓子屋の店番をしているのはおばあさんで、まさに昔懐かしの駄菓子屋といった雰囲気ですよ。

昔懐かしの駄菓子屋

昔懐かしの駄菓子屋

大人もこどもも楽しめる園内

大人もこどもも楽しめる園内

 園内には、文物展示のほかインタラクティブ設備も数多く設けられていて、布袋戲の簡単レッスン、焼き芋体験、捏麺人、村娘の園内ガイドなどがあります。中でも一番の見どころは、レトロな遊園バスで周る新港社区遊園文化の旅(100元/人)です。頂菜園を出発して、五分車(過去にサトウキビを運搬していたトロッコ列車)の「板頭駅」、陶芸品で有名な「板陶窯」、百年の歴史ある「復興鐵橋」を周り、最後に台湾の寺廟装飾「剪黏」の陶藝芸術村「板頭村」に到着します。稲の香漂うそよ風に吹かれ、車掌の巧みで面白い韻文を聞きながら、レトロなバスに揺られること約30~40分。頂菜園を周遊すれば記憶の中の台湾の農村に身を置くことができますよ。

 心がぽっと温かくなる村の雰囲気が、まるで親しみ深いおばあちゃんのしわのように、そっとやさしく時空の旅へと導いてくれる頂菜園。懐かしい農村の風景が呼び起こす記憶は、訪れた人の数だけあります。年とともに薄れゆく記憶を温もりある人の手によって形にした頂菜園で、チケットで交換できる昔ながらのアイスように、幼いころの思い出をゆっくりじっくり味わってみてください。

 ※入園料:50元(チケットはアイスや焼き芋に交換可)
(記者:Adia)

地図

【頂菜園郷土館】
住所:嘉義縣新港鄉共和村頂菜園12號
電話:05-7810313
営業時間:8:00-18:00
定休日:無休
交通:台湾高速鉄道嘉義駅からタクシーで約10分
URL:http://localfarm.ho.net.tw/
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