2013年12月25日

冬虫夏草を盛り付けた驚きの味わい 慕求食養餐坊

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

移動式冷蔵栽培ケース

移動式冷蔵栽培ケース

店内の様子

店内の様子

(上)蟲草三寶(下)海鮮雙拼水耕沙拉

(上)蟲草三寶
(下)海鮮雙拼水耕沙拉

蟲草十全燉豬腳と手作り麺線、小皿料理2種

蟲草十全燉豬腳と手作り麺線、小皿料理2種

レトロなインテリア

レトロなインテリア

アンティーク調の家具

アンティーク調の家具

 清の時代の古い薬局方『本草備要』の中で、冬虫夏草は甘味で温性であり、肺や器官を強くして心肺機能を高め、各種ホルモンの産生を活発にし、生体の活性化を促す効き目があると書かれています。また、近代の薬理学効能の研究でも同様に、冬虫夏草には抗酸化剤、抗菌、抗ウイルス、抗腫瘍、免疫機能の調節などの効能があるとされています。清朝時代から冬虫夏草は滋養品とみなされてきたのもうなづけます。しかし、冬虫夏草の品種は398種もあるにも関わらず、実際に食用にできるのはたった10種のみ。冬虫夏草は採るのが難しい上、野生種は日に日に減少していて、今ではとても貴重な薬材となっているんだそうです。

 見たところ神秘的な冬虫夏草ですが、実は菌類の一種で昆虫の幼虫に寄生し、虫の体から栄養分を取り成長します。草のような子実体が出てきた後、虫の体も同じように木質へと変化していくので、栄養価値は子実体の中に集まっているのです。慕求生技(慕求バイオテック)はこの貴重な薬材を大量に拡散させるため、この20年、多額の資金と労力をつぎ込み研究開発してきました。長白山から採ってきた清の時代に宮廷で保護されていたという北冬虫夏草種を基として、有機米の上で育った品種を栽培し、無菌状態と環境をコントロールすることで貴重な北冬虫夏草を量産することができました。菜食者への提供だけでなく、コストを下げることにも成功し、普及させるという考えが正に現実となりました。

香煎金目鱸

香煎金目鱸

冬虫夏草のケーキとエスプレッソ

冬虫夏草のケーキとエスプレッソ

 この基盤が後ろ盾となり、慕求生技は食養餐坊をオープンしました。有機、栄養の概念から始まり、慕求冬虫夏草を食材としてお皿に盛ったりと、中華と西洋が合体した創作料理で驚かせました。冬虫夏草を味わうには、お店のイチ押しである「御養燉品全餐(薬膳煮込みフルコース/1,580元)」がおすすめです。前菜の「冬虫夏草三寶組合(冬虫夏草三種)」は、新鮮な冬虫夏草、冬虫夏草粉、冬虫夏草茶の三種で、お客をもてなす誠意が感じられます。「海鮮雙拼水耕沙拉(シーフードハーフ&ハーフサラダ)」は、自然養殖の特選バナメイえびと新鮮ホタテの組み合わせで、上にかかったトリュフが旨味を更に引き立たせています。添えられた新鮮な野菜もまた水耕栽培されたもので、上に乗せた冬虫夏草が栄養価を高めてくれます。

 2つのメイン料理のうちの一つ、「香煎金目鱸(すずきの香り焼き)」は、フランス料理の手法で盛り付け、かぼちゃペーストの上にボイルした新鮮野菜を合わせています。すずきは軽くソテーした後にグリルで焼くことで甘味が閉じ込められ、添えられたバルサミコソースが味を引き立ててくれます。最も興味深いのはスープで、7種類もの中から選ぶことができるんですよ。あっさり味の「蟲草雪梨南北杏燉豚腱(冬虫夏草と梨と杏仁の豚スジスープ)」、「蟲草猴頭菇燉海螺(冬虫夏草とヤマブシタケとサザエのスープ)」、濃厚な「蟲草十全豬腳(冬虫夏草と豚足の漢方スープ)」、「蟲草四物雞翅(冬虫夏草と手羽先の漢方スープ)」など、何でも揃っています。そしてラストは「蟲草冰糖木瓜燕窩(冬虫夏草とパパイヤとツバメの巣)」と「蟲草手工甜點(冬虫夏草の手作りスイーツ)」。新鮮なフルーツとドリンクでパーフェクトなエンディングです。シェフのアイデアの下、メイン食材になる冬虫夏草は、どの料理、どのスイーツにも使われています。お客の健康への心配りはもちろん、他の食材が持っているもともとの旨味を引き出してくれるので、口当たりもかなり良くなりますよ。

  ※サービス料10%が別途必要です。
(記者:Allie)

地図

【慕求食養餐坊】
住所:台北市大安區信義路四段107號
電話:02-2709-6818
営業時間:11:30-21:30
定休日:無休
交通:MRT大安駅から徒歩約6分
URL:http://www.mucho-biotech.com/
URL:https://www.facebook.com/mucho.herb
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