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2013年3月22日

台北の伝統市場文化を体験 南門市場

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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吊り下げられた各種ソーセージ

吊り下げられた各種ソーセージ

食欲をそそるお惣菜

食欲をそそるお惣菜

価格が明確なカラスミ

価格が明確なカラスミ

旅のお供にぴったりな蜜餞

旅のお供にぴったりな蜜餞

手作り臭豆腐

手作り臭豆腐

南門市場の入り口 台北市で一番有名な伝統市場といえば南門市場。セレブが自ら足を運ぶ市場なので、地元では「セレブ市場」とも呼ばれています。南門市場は2012年11月にリニューアルオープンして、3階建ての建物は、新しく生まれ変わり、空調も良くなり臭いや湿気などの問題が解決されました。生臭さや熱気を気にせず市場散策が楽しめるようになり、台北の伝統市場の文化に触れるにはピッタリのスポットですよ。

 南門市場の始まりは1906年。当初はレンガ造りの平屋建てでした。1926年に、平屋の市場がもう一棟増設され、金物や文具などが売られるようになりました。1946年になると、商いの場は市場の周りにも広がっていきました。魚や肉、野菜などを売る店が増え、市場はますます充実し、当時、台北で最大規模の市場になりました。そして正式に「南門市場」と名付けられました。

市場内には多くの店舗があります 1970年代後期から80年代初期にかけて行われた建物の増築にともない、市場は一時的に移転しましたが、1982年に建物が完成すると再開して、南門市場の知名度は日増しに高まっています。時間を問わず、大変な賑わい振りで、旧正月の時期には買い物客でごった返します。台北のお正月用品に興味があるなら、うってつけの場所ですよ! 

 そんな市場の最大の特色は1階にある本場中国の“お惣菜”です。50年以上、ここでお惣菜を提供している「億長御坊」は、多くの食通をうならせてきた人気店。食欲をそそるお惣菜が、毎日数10種類店先に並べられています。色とりどりの料理は、どれもおいしそうで、試してみたくなりますよね。また「隆記南京板鴨」も有名なお惣菜店のひとつです。吊り下げられた肉付きのよい鹹水鴨(鴨の塩茹で)が目を引くこの店では、煮込み料理や炒め料理がよりどりみどり。基本的にボリュームは多めですが、1、2人前を買って試すこともできるので、店主に相談してみてくださいね。

様々な伝統菓子 そして、市場のもうひとつの特色は、豊富な品揃えです。例えば蜜餞(果物のシロップ漬け)やカラスミ、ソーセージ、ナッツ類など台湾各地の物産品が、バラエティ豊かに売られています。中でも台湾文化と深い関わりがある伝統菓子は地元民がよく買う商品。「合興糕糰店」はお供え用の菓子を取り扱う店です。特に、あでやかな桃色の生地であんこを包んだ壽桃(桃まんじゅう)や主食兼スイーツで縁担ぎの意味もある發糕(蒸しケーキ)などは、蒸すだけで食べられるのでとっても手軽ですよ。

 また、今回の取材では、手作り臭豆腐と臭豆腐乳の店が多いことに気付きました。「萬有全金華火腿」は読んで字のごとく、金華ハムの店で、多くのシェフから愛されています。火腿臭豆腐は金華ハムと特製臭豆腐を組み合わせたもの。ここでしか味わえない絶品です。

旅のお供にぴったりなナッツ類 建物の2階は日用品売り場と50席あまりの座席スペースがあるフードコートです。空いている時間帯なら1階で買ったお惣菜を食べることもできますよ。「市場のお惣菜をいろいろ食べてみたいけど歩き疲れるのはイヤ!」というわがままを叶えてくれる、おいしいスポットです!
(記者:Akira)

【南門市場】
住所:台北市羅斯福路一段8號
電話:02-2321-8069
営業時間:8:00-20:00
定休日:B1F~1F月曜、2F無休
交通:MRT中正紀念堂駅2番出口すぐ
URL:http://www.nanmenmarket.org.tw/
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