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2012年10月25日

老舗毛筆店のメイクブラシ 林三益筆墨專家

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お店の外観。看板は書道家“于右任”によって書かれています。

お店の外観。看板は書道家“于右任”によって書かれています。

蝶舞繽紛蜜粉刷

蝶舞繽紛蜜粉刷

絕世好筆禮盒

絕世好筆禮盒

粉紅Hello Kitty蜜粉刷

粉紅Hello Kitty蜜粉刷

東方傳奇文鎮

東方傳奇文鎮

店内の様子 1917創立の「林三益筆墨專家」は、もとの名を「三益齋」といって、中国の福州市で誕生しました。店名は「論語」の“益者三友(えきしゃさんゆう)”,友直(正直)、友諒(誠実)、友多聞(博識)から名付けられたそうです。1946年に「林三益」は台湾の大稻埕にオープンしました。そして30年あまりが過ぎた後、今の住所に移り営業を続けています。既に祖父の身となった第3代目オーナーの林仁貴さんは「毛筆作りは製作方法を理解し、更に毛の材料にまで熟知していなければなりません」と言います。実はお店の創立者は二人いて、一人は筆作りの専門家、もう一人は毛の材料の専門家でした。「林三益」を造り上げるのに、知識背景と専門技術は欠かせない存在です。またオーナー自身小さい頃から父に従ってずっとこの技術を学んでいたため、毛の材料に対してもこの上ない愛情をそそいでいます。林さんは「おそらく一生、毛筆だけを作っていくでしょうね」とまじめに話してくれました。

 毛筆の製作過程は毛の材料選びから始まり、一本の筆を完成させるまで、20余りもの複雑な手作りの過程があります。どの筆も用途に合わせた弾力性、吸水性を保持するため、狼、うさぎ、羊などの様々な毛を混ぜて使用しています。お店の筆は良質な材質や高品質なことから高評価を得て、ブランドにもなっているんですよ。

 創業から100年近くが経ち、日常使用する筆記用具は西洋の文具になりました。しかし、書道は時代の変化に応じて芸術へと進化しています。お店では消費者のニーズはどこにあるのかを考えて、筆と墨の研究に注目することで、通常より細かな文字が描ける筆を作り出しました。スタッフの黄泳靜さんの説明では、抄經筆(写経筆)だけでも8種類以上のデザインがあるそうです。筆を使う人の要求は様々です。異なる材質の写経筆や、写経を行う年長者のために特別に筆桿(軸)の部分を太くした毛筆も製作しています。

ハート型のチークブラシ(1,050元~) 2008年からは毛筆だけでなくLSYという名前でメイクブラシも製作しています。チークブラシ、フェイスブラシ、アイシャドウブラシ、アイライナーブラシ、そして紅筆などがあるんですよ。毛の材料について熟知しているからこそ、様々なメイクブラシも手触りがよい高品質なものに仕上がっています。LSYは台湾の様々なデパート専門売り場でも販売されています。

 素人には毛筆の品質の良し悪しをどう判断したら良いのかわかりませんよね?黄さんは「筆を手にとって書いてみるとすぐ分かりますよ。実際メイクブラシもちょっと試してみてはどうですか。使用する際に直接感じる手触りこそ一番確実なんですよ!」と教えてくれました。書道が大好きな方、使いやすいメイクブラシが欲しい方、他とは違うちょっと変わったお土産を買いたい方は要チェックです。100年という工芸の美しさを堪能できますよ。

【お薦め商品】
蝶舞繽紛蜜粉刷のパッケージ1. 蝶舞繽紛蜜粉刷(2,800元)
独創的なパッケージには台湾にいる蝶が描かれています。包装されているのは花が満開に咲いているようなデザインのチークブラシです。

2. 絕世好筆禮盒(2,000元から)
厳選された3本の毛筆で、精巧な作りのプレゼントボックスの中に包まれています。送り物に最適ですよ。

3. 粉紅Hello Kitty蜜粉刷(1,280元)、彩妝刷具組(1,500元)
サンリオからライセンスを受けて製作したハローキティーのチークブラシ。台湾でしか手に入らない商品ですよ。

4. 東方傳奇文鎮(200元/個)
中国伝統の吉祥物をかたどって製作された文鎮、共有龍蟠、虎嘯、蝠臨、魚躍。どの商品も吉祥を象徴します。

淘氣島紙鎮5. 淘氣島紙鎮(70元/個)
うさぎ、虎、リス、パンダの形をした可愛い文鎮です。書道を学ぶ子供たちが大好きな商品です。
(記者:Allie)

【林三益筆墨專家】
住所:台北市重慶北路二段58號
電話:02-2556-6433
営業時間:月曜~金曜 8:30-18:30
定休日:毎週日曜日と隔週の土曜日
交通:MRT雙連駅1番出口から徒歩約10分
URL:http://www.lsy031.com.tw/
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