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2012年9月13日

大都会の中で出会う懐かしさ 三豐芋冰城

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お店の外観

お店の外観

清雪冰

清雪冰

歴史のあるかき氷器

歴史のあるかき氷器

看板メニューの芋泥牛奶雪冰

看板メニューの芋泥牛奶雪冰

 板橋の中心部、府中ショッピングエリアの小さな路地を曲がると、低い屋根と白地に赤文字の看板の外観、店内にはお客さんが絶えることがなく、板橋の人たちにとっては小さな頃からなじみのお店である三豐芋冰城があります。1代目のオーナーは彰化から技術を持ち帰り改良を重ねて1976年にこのお店をオープンしました。開店から30年以上が経ちましたが、常連客は小さな頃からお店に足を運んでいる人ばかりで、その美味しさは変わることがありません。

店先の手書きメニュー 店先に置かれているカキ氷機と冷凍庫がレトロな雰囲気を醸し出しています。店内はいつも満席で、壁には手書きのメニューが掛けられています。メニューには何度も書き直された跡があり、なんとも懐かしい感じが伝わってきます。

 見た目が真っ白で、まるで雪のようなことから名付けられた「清雪冰(25元)」は、水に砂糖とシャンパンを加えて急速冷凍した氷で作ったかき氷で、ふわふわでスーっと溶けていきます。何よりも特別なのは振りかけられたバナナシロップで、バナナの爽やかな香りはたくさんの人から愛されています。看板メニューの「芋泥牛奶雪冰(タロイモ餡とミルクかき氷/50元)」は雪冰の上に、3時間じっくり煮込んで作ったタロイモ餡がかかっています。タロイモ餡は滑らかな口当たりで、練乳と一緒に食べると甘い美味しさが広がります。綜合冰磚そして、台湾でほとんど見かけなくなった「綜合冰磚(アイスケーキ/70元)」は絶対に外せませんよ!新鮮な材料をじっくり煮込んで、砂糖と小麦粉を加えて冷凍庫の壁に貼り付けて固まらせます。注文があれば包丁で小さく切り分けて販売することから“冰磚(氷のレンガ)”と名付けられています。ほろっとほぐれるような食感で弾力もあり、桂圓(龍眼)、芋頭(タロイモ)、百香果(パッションフルーツ)、花生(ピーナッツ)のフレーバーがありますよ。

めったに見かけることのなくなったレトロな扇風機 低い屋根、カキ氷、回り続ける大同(台湾の電機メーカー)の扇風機、積み重ねられた飛燕練乳の缶。オーナーは店先で氷を削り、包丁で冰磚を切り分け、新聞紙に包み…自分が都会の真ん中にいるなんて信じられない光景です。まだまだ残暑が続く午後に三豐芋冰城に行ってみて、台湾の昔ながらのおいしさを味わってくださいね!
(記者:Anny)

【三豐芋冰城】
住所:新北市板橋區民族路15號
電話:02-2952-4097
営業時間:11:00-23:00
定休日:無
交通:MRT府中駅2番出口から徒歩約5分
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