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2012年8月16日

そこはねぇ、台湾4大お化け屋敷のひとつなんですよ、えぇ 民雄鬼屋

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
 
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民雄鬼屋の外観

民雄鬼屋の外観

木に囲まれる建物

木に囲まれる建物

室内に生える木々

室内に生える木々

建物に絡みつく根

建物に絡みつく根

 台湾では旧暦7月は“鬼月”と呼ばれます。この「鬼」は日本だと「霊」にあたる存在で、鬼屋とはお化け屋敷にあたります。嘉義にある民雄鬼屋は、3階建てのバロック風の廃墟で、台湾で最も有名なお化け屋敷として知られています。

剥落したレンガ この屋敷は1929年に建てられました。当時この辺りの長をしていた劉容如さんが建てたもので、レンガをふんだんに使った3階建てのバロック風の豪華な建物でした。理由は分からないそうですが劉さん一家はこの家から出ていき、その後、たった数年で広い庭には草木が生い茂り、お化けの噂が途切れないこととなります。

森のような庭 お化けの噂はたくさんあります。誰も住まなくなった屋敷は太平洋戦争が終わってから、兵士が住めるように改装し軍隊に使用されていました。屋敷からはたまに銃声が聞こえるなど軍隊らしい使われかただったそうです。しばらくして軍隊はいなくなり、水道や電気も止まり、また誰も住まなくなりました。誰もいなくなると、たまに聞こえた銃声はホームシックになった兵隊が自殺した音だった、と言う声が出てきて、それらに関する噂が広がりました。他にも恋人の浮気を疑った女性が井戸に身を投げて死んだという噂もあり、夜中になると屋敷からは声が響いてくると言われています。
 
 入り口から建物まではうっそうとした茂みの中に続く細い獣道のようなところを抜けていきます。しばらく進むと赤レンガ造りの建物が姿を見せます。隣にある鬼屋珈琲1世紀近くの時間が過ぎても残っているだけあって立派な建物で、壁には木の根が絡みつきタイの遺跡のような独特の雰囲気です。お化け屋敷なのを忘れて変身写真のロケ地にいいのではと思ってしまうほどです。屋根は落ちて至る所にレンガが散らばっています。建物に近づく時は注意してくださいね。

カフェではコーヒーやワッフルで一休み 民雄鬼屋の隣には鬼屋珈琲というカフェもあり、散策の後にコーヒーやドリンクで一休みもできますよ。
(記者:Charlie)

【民雄鬼屋】
住所:嘉義県民雄郷興中村義橋
交通:台湾鉄道民雄駅からタクシー約10分/台湾高鉄嘉義駅からタクシー約30分
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