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2012年7月19日

結婚が決まったら 士林喜餅街

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士林の喜餅街

士林の喜餅街

喜餅店の華やかなディスプレイ

喜餅店の華やかなディスプレイ

各店アイデア満載の喜餅でいっぱい

各店アイデア満載の喜餅でいっぱい

喜餅選びはまず試食から

喜餅選びはまず試食から

 台湾では結婚の際に新婦側が必ず友人や親戚に配る 「喜餅」と呼ばれるお菓子があるのを皆さんご存知でしょうか。この喜餅、台湾の婚礼には欠かせないもののひとつなのですが、実はなんと「喜餅街」と呼ばれる通りまであるのです。

歩道の飾り付け 喜餅自体のはじまりは三国時代、劉備を倒したい孫権が自分の妹を劉備に嫁がせるという偽りの約束をし、その隙を狙って攻撃のチャンスをうかがっていたところ、全ての計画を先読みしていた諸葛亮(孔明)が周辺の百姓や孫権の兵士にまで餅菓子を配り、広く二人の婚約を広めたため、偽りではなく本当に結婚しなければならなくなり、孫権は劉備を狙うチャンスを逃してしまった、という逸話から伝わったとされています。台湾でも、以前は三国志時代に配られた餅菓子に似ていたであろう丸い大きな伝統中華菓子を配るのが主流でしたが、現在は新郎新婦の好みに合わせ、クッキーの詰め合わせを贈るケースが主流のようです。

喜餅選びをするカップルに用意されている試食用サンプル 喜餅街は、台湾でおなじみの喜餅メーカーの店舗が集まっていることで有名で、休日ともなると、この周辺の喜餅店は結婚間近のカップルでいっぱい。来店したカップルは、予算に合わせてパッケージの比較や試食などを通して配りたい商品を選ぶそうなのですが、どのメーカーもアイデアいっぱいの商品を用意していて、お店を回って見ているだけでもワクワクしてしまいます。基本的には婚礼用に配るための商品なので、数十個単位で購入するものですが、どのお店でも店頭ではひとつから販売してくれるそうなので、クッキー好きの方には良いお土産にもなるかもしれませんよ。

糕餅博物館が入っている建物 また、通りの奥に位置する喜餅の有名店「郭元益」には、喜餅の歴史や風俗を紹介した「糕餅博物館」も完備されているので、もっと奥深く台湾喜餅の歴史について知りたい人にはぴったりです。伝統的でありながら現代の要素も取り入れた台湾の喜餅文化、興味のある方はぜひ喜餅街を訪れてみてくださいね!
(記者:JIJI)

【士林喜餅街】
住所:台北市士林市文林路
交通:MRT士林駅から徒歩約5分
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