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2011年10月27日

台湾で沖縄三線の音色 kenyuさんの三線教室

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
 
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kenyuさん

kenyuさん

三線の楽譜(工工四)

三線の楽譜(工工四)

教室の様子

教室の様子

教室の様子

教室の様子

 台湾と沖縄は飛行機で僅か1時間半の距離。台湾の昔の日本を感じる懐かしい風景や、台湾の人達の温かい人柄は沖縄とどこか似た雰囲気を感じます。先日康青龍特集で紹介したCafé小自由 Liveroで三線教室を開いているのは、流暢なうちなーぐちを話すkenyuさん。

  Kenyuさんは台湾の三線協会の代表も務めています。kenyuさんは2002年に仕事で沖縄へ行ったときの、夏川りみさんのコンサートで三線の音色に感銘を受けたそうです。その後国際通りの三線専門店「ちんだみ」で修行を積み、なんと台湾での夏川りみさんのコンサートで三線奏者として出演されたそうです。三線新人賞と優秀賞も受賞されました。

 音楽でみんなを前向きな気持ちにしたい、感謝の気持ちを伝えたいというのがkenyuさんの思いです。今年の日本の関東大震災では、近くの公園でチャリティーライブを行い、2時間でなんと予定の4倍以上の80万元(約210万円)もの募金が集まり、改めて音楽の力を感じたそうですよ。

  三線教室は2ヶ月程前から始めました。台中に住むKenyuさんは毎週台北に通ってきて、初心者クラスと上級者クラスを開いています。合計で30人程の生徒さんがいるそうです。今回は初心者クラスを見学させて頂きましたが皆さん本格的なMY三線を持ってきていました。

 Kenyuさんの「せーの」の掛け声で演奏が始まります。「安里屋ユンタ」「花」「涙そうそう」「おじぃ自慢のオリオンビール」など初心者とは思えない演奏と日本語での歌を聞かせてくれました。三線を習い始めてから日本語に興味を持ち、勉強を始めた方も多いのだとか。最初は全く日本語が分からなかった生徒の方も今ではひらがなで歌詞にふりがなをふる事が出来る様になったそうですよ。

  Kenyuさんの願いは生徒の皆さんがどんどん色々な場所で三線の演奏を披露していって、三線と音楽を通じて日本との架け橋になっていって貰うことだそうです。三線教室は台中でも行っていて、今後は高雄での開講も予定しているそうです。生徒は誰でもウエルカムだそうで、観光客の方も三線を貸してもらえるので、旅行中に気軽に参加できそうです(謝礼はその都度に支払う)。

 ところでKenyuさんは台中で「海島音色」というお店を開いています。こちらでは三線の購入やアルミを使ったカンカラ三線を手作りする事もできるそうですよ。台中へ遊びに行く際はぜひそちらにも寄ってみてくださいね。
「Kenyuさんの三線教室(Café小自由 Livero内)」
(記者:Cana)

【Kenyuさんの三線教室(Café小自由 Livero内)】
住所:台北市大安区金華街243巷1號
電話:02-2356-7129(Café小自由 Livero)
営業時間:初心者/毎週日曜10:30-12:30 
定休日:土(上級者)、日(初心者)のみ開講
交通:MRT古亭駅から徒歩15分
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