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2011年3月22日

アットホームな中山市場

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
 
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正面入り口

正面入り口

靴の修理屋(右)

靴の修理屋(右)

排骨酥麺

排骨酥麺

市場内の様子

市場内の様子

 台北市の中心部に位置する中山市場は、都会にありながら気取らない、きさくな市場です。床屋レンガ造りのモダンな外観ですが、中にはアットホームな雰囲気が漂います。地元の日常生活を垣間見ることができる、なかなか興味深いスポットですよ。

 市場の入り口付近には渋い雰囲気の靴修理屋があります。こちらのご主人は以前革靴工場で働いていた方。工場の中国移転にともない、自分で修理屋を開くことにしたのですが、革靴だけでなく、ハイヒールやスニーカーなど、たいていの靴はなおしてくれるそうです。

 市場内へと入っていくと、お昼近い時間だったので、もうしまっているお店もありました。果物屋や肉屋、花屋などのほか、床屋や美容院に仕立て屋もあり、店先では年季の入ったミシンも見られました。

吉慶飲食部 お昼の時間帯に一番元気いっぱいなのは、吉慶飲食部。市場の奥にある食堂です。付近に台北市政府があった十数年前までは、行列も当たり前だったそう。市政府が移転してしまうと、行列とまではいかないまでも客足は絶えず、付近の住民や会社員たちのランチの場として活躍しています。

 こちらの人気メニューは排骨酥麺(60元)。やわらかめにゆでられた麺に、パイコーと大根がたっぷり入ったスープ麺です。豬舌頭豬舌頭(60元)などの小皿料理は、針しょうがをそえて、とろみしょう油でいただくものが多いようです。小皿料理は調理場の前に並べられている中から自分で選ぶセルフサービススタイルです。

 吉慶飲食部では、向かいの鶏肉屋のおかみさんが、大きな包丁で鶏肉を豪快にぶつ切りにしていて、そんな様子を横目で眺めながらのお食事となります。

市場内の様子 雑貨屋の男の子が泣いていると、別のお店のおばあさんが「こっちおいで」とあやし、仕事を一段落させた人は、お茶を飲みながらトランプに興じるなど、のんびりと束の間の台北生活が満喫できる中山市場。地元に密着した暮らしのような旅を目指す方に、特にオススメです。
(記者:Mei)

【中山市場】
住所:台北市長安西路3號
営業時間:早朝から夕方 ※お店により異なります
定休日:月曜日
交通:MRT中山駅から徒歩約5分
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