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2010年8月17日

台湾の音楽シーン レポート1 「二手煙」


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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二手煙 ギターボーカル Paul

二手煙 ギターボーカル Paul

ライブ

ライブ

ライブ

ライブ

練習中の様子

練習中の様子

二手煙 Paul 今回から不定期で台湾の音楽シーンをお届けします。

 第一回は「二手煙(SecondHandSmoke)」です。二手煙はoasisやBlur 等90年代ブリティッシュロックに影響を受けたツインギター、ベース、ドラムの4人編成のバンドで、台湾内の様々な音楽イベントに参加しています。

 今回はギターボーカルのPaul(以下P)にインタビューしました。

質問1:どんな活動をしているのですか?
P「活動場所は主にライブハウス、今年はスプリングスクリームっていうフェスにもでたよ。曲は自分たちのWebサイトIndieVoxから配信している。曲の値段は聴いた後で決めてもらっている。0元でも1000元でもいいんだ。」

 これは台湾のインディーズシーンでは普通の販売方法らしいです。レディオヘッドが2007年に同じことをやって話題になりましたね。

質問2:台湾の音楽シーンについてどう思いますか?
P「台湾ではロックはうるさい音楽と思われているんだ。ロック風なものはたくさんあるんだけどね。台湾にも五月天(メイデイ)ってバンドがいるけど、音楽はポップだ。みんなに人気があるのは、カラオケで歌えるようなポップスだよね。2200万人も人が住んでて、成功しているバンドはたった一つ。これが現状だね。それに日本も含めてあまり海外からのバンドの情報も入ってこない。まあ需要がないんだから当然とも言えるんだけどね。」

 ロックがうるさい音楽...まあ確かに甘くて口当たりの良いお菓子のようなものではないことは確かですね。

質問3:台湾でバンドだけで生活していくのは難しいこと?
P「これは世界中どこでもそうだと思うんだけど、音楽だけで生活していける人はやっぱりほんの一握り。あまり明るい未来とは言えないね(苦笑)。実際僕のバンドのギタリストもフルタイムの仕事を持っているし、しかも最近忙しいみたいであまり練習する時間もないんだ。それでもやっぱり辞めようとは思わない。趣味としてでも続けていくよ。お金儲けのためにやっているわけではないし、ただ音楽を演奏するのが好きなんだよ。」

 私も楽器を演奏するのですが、確かに音楽を演奏するということは素晴らしいと思います。上手い下手に関わらず、そこには確かな快感があると思います。

二手煙 Paul質問4:オススメのバンドやライブハウスはありますか?
P「ライブハウスなら師大路にある地下社会が好きだよ」

 理想と現実をどう折り合いをつけるかというのはバンドマンの永遠のテーマ。ぜひ、がんばってほしいですね。かなりオルタナですが彼らの音楽をチェックしてみてください。二手煙の「喔耶(Oh Yeah)」はこちらからダウンロードできます。ちなみにバンド名の「二手煙」は単に面白くて覚えやすいからだそうです。次回は彼が紹介してくれた地下社会へ行ってみたいと思います。
(記者:shingo)

【二手煙】
URL:http://www.streetvoice.com/secondhandsmoke/
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