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2009年7月13日

船好き必見 長榮海事博物館


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
大きな船がお出迎え

大きな船がお出迎え

貴重なコレクションが目白押し

貴重なコレクションが目白押し

シミュレータで気分は船長さん

シミュレータで気分は船長さん

 エバー航空でおなじみ長榮集團(Evergreen Group)の張栄発総裁は、船と海を愛することで知られています。そんな張総裁の肝入りで、氏のコレクションと船舶や海洋関係の充実した展示が楽しめる博物館がオープンしました。

 長榮海事博物館があるのは、台湾総統府の真正面。以前は国民党本部が入居していたビルの1階から5階を占めています。館内は船舶や海運業界に関する展示と、張総裁のコレクションに分けられるのですが、まず時間をかけてじっくり見たいのが5階の「世界船舶區」と4階の「現代輪船區」。「原始船」「西洋の帆船」「機械動力船の時代」「中国/台湾の船舶」、「遠洋客輪」「現代貨物」「軍艦」の各カテゴリにそった多数のモデルシップが飾られているのですが、驚くべきなのはその精巧さ。大きなものでは2mを超える模型はビスやロープの結び目に至るまで正確に再現されており、じっと眺めていると自分が巨人となって実際の船を見下ろしているような気分になってきます。いずれも張総裁の秘蔵コレクションで、戦艦大和や17世紀フランスのソレイユ・ロワイヤル号など、値段が付けられないほどの貴重な品もあるそうですよ。

 このほかにもタイタニック号沈没事故の犠牲となった富豪が遺書を刻んだ木片や、天皇家とこの館内にしか収蔵されていない英国の著名海洋画家William Lionel Wyllieによる「富士山前の日本艦隊出航図」など、貴重なコレクションが目白押しです。パナマ運河の立体模型や実際の船内を再現したシミュレーションなどもあり、海や船が好きな方なら1日いても時間が足りないほどでしょう。

 四方を海に囲まれた台湾は海洋大国。長榮海運をはじめとする企業の貨物取扱高は、世界トップレベルです。そんな台湾をより深く知るのにぴったりな、素敵な博物館でした。

【長榮海事博物館】
住所:台北市中山南路11号
電話番号:02-2351-6699
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜日
入場料:200元
交通:MRT台大醫院駅より10分
公式HP:http://emm.evergreen.com.tw/