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2009年3月23日

初の台湾産ウィスキーKAVALAN


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
これぞ台湾ウィスキー

これぞ台湾ウィスキー

ヨーロッパ風の蒸留所

ヨーロッパ風の蒸留所

巨大な貯蔵庫

巨大な貯蔵庫

 台湾初のウィスキー蒸留所「金車威士忌酒莊」が宜蘭に登場。出荷もスタートしました。台湾でウィスキー?という疑問を持った方は、ぜひ館内ツアーにご参加を。見学後には試飲もできますよ。

 「金車威士忌酒莊」をオープンさせた金車(KING CAR)グループは、Mr. Brownコーヒー (伯朗咖啡) や、健酪乳酸飲料などでおなじみの老舗飲料、バイオメーカーです。洋酒人気の高まりを受け、台湾ならではのウィスキーを作ろうと宜蘭県に蒸留所を設立。2008年12月より工場見学ツアーもはじめました。ウィスキーといえばスコットランドやアイルランド、日本ならば北海道や山梨など北国で作られるイメージが強いですが、 工場長の説明によると現在ではハイテクにより厳密な温度、湿度管理が可能になったため、産地の気候はさほど問題にならないとのこと。むしろ上質な水をどれだけ確保できるかが重要だそうで、昔から名水の地として名高い宜蘭は台湾産ウィスキーを作るのにぴったりの土地だそう。また一年を通して気温が高いため、熟成が早く進むというメリットもあるそうです。

 ヨーロッパ風の蒸留所ではスコットランドから輸入した蒸留釜、北米、スペインなどの有名蒸留所から譲られた貯蔵樽が使われており、年間900万本を製造できるそう。特別に取材が許された巨大な貯蔵庫では、はるか天井まで積みあげられた樽が原酒をたたえて眠っており、熟成されたアルコールと木の樽の濃厚な香りに夢心地になってしまいました。

 現在は宜蘭に住む原住民カバラン族にちなんだシングルモルトウィスキー「KAVALAN(金車噶瑪蘭威士忌)」1種類のみを製造しており、台湾内の大手ショッピングセンター、空港免税店などでの発売もスタートしました。お値段は700mlで2,200元。封を開けるとマンゴーをイメージしたという、フルーツの芳醇な香りが立ち上りますよ。ドイツや中国への輸出も決定しており、ゆくゆくは日本でも販売をしたいそう。台湾初のオリジナルウィスキー、ぜひお試しを!

【金車威士忌酒莊】
住所:宜蘭県員山郷員山路2段 326 號
電話:(03)922-9000
開館時間:9:00-19:00 
定休日:無休
交通:台北市内より車で1時間30分
入場料金:無料。要予約
公式HP:http://www.kavalanwhisky.com/