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2009年2月26日

おもわずにっこり 寶覺禅寺


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
弥勒大仏

弥勒大仏

寶覺禅寺本殿

寶覺禅寺本殿

石像

石像

本殿前の像

本殿前の像

 台中で有名な大仏といえば、台中大仏の異名をもつ寶覺禅寺の大仏でしょう。寶覺禅寺は1927年に建立されたお寺ですが、このお寺にある金ぴかの弥勒大仏、つまり七福神の布袋さんを眺めると、おもわずにっこりしてしまいます。

 この大仏建立は、寶覺禅寺の住職、林錦東師が、人間のわずかな金銭欲によるトラブルや、相続での兄弟喧嘩をなくそうと、1964年に設立委員会を設置しカンパ運動を始めたのがスタート。その後約15年をかけて、1979年にやっと完成しました。大仏の高さはおよそ30メートルで、内部は参観することができ、おへそのところから外を見ることができます。なお、寶覺禅寺は現在改修工事中で、本殿をすっぽりと覆う構造の大きな本殿が建設中です。そのせいか、今は大仏胎内の参観ができなくなっています。

寶覺禅寺境内 寶覺禅寺の境内には、弥勒大仏以外にも心をなごませる石像があちこちに配置されています。これらも大仏同様に微笑んでいて、人をにっこりさせようとするもの。微笑んでいれば悩みを忘れ、良いことがいっぱいありますよ、との教えを実践しているようです。日本の大仏はそのほとんどが無表情なので、日本人にとってはこの笑顔は少し違和感がありますが、ついつられて微笑んでしまいそうです。また、本殿の前で向かい合う2頭のインド象は、中国風の本殿と面白い対比を構成しています。

慰霊碑 ところで、寶覺禅寺の境内の一角には霊安故郷と書かれた石碑があります。これは、太平洋戦争で、日本軍人として戦い亡くなった33,000名あまりの台湾人兵士を祀った碑で、題は李登輝元総統の揮毫によるものです。日本人遺骨安置所もあり、毎年開催される慰霊祭には、日本からも大勢の参列客が訪れます。

【寶覺禅寺】
住所:台中市北區健行路140號
参観時間:特に規定なし
参観料:無料
交通:台湾鉄道台中駅からタクシーで約15分