旅々台北.com
台北日和

2007年9月6日

パイナップルケーキの祭典 台北鳳梨酥文化節

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 すっかり台湾土産の定番となったパイナップルケーキ(鳳梨酥)。台北市の推奨お土産にも指定されており、めくるめくその世界をPRする祭典が8月27日、28日に開催されました。

 パイナップルケーキの名で、日本でもぐんと知名度上昇中の鳳梨酥。しっとりとしたクッキー生地でパイナップル餡を包んだお菓子でその歴史は古く、60年ほど前に台中のお菓子屋さんが販売をしたのが始まりと言われています。2口ほどで食べられる大きさで、お値段も1個40元前後と手ごろ。個別包装されていることから、職場などで配るお土産としても人気が高く、中華菓子専門店はもちろん、デパート、スーパー、コンビニなどあらゆるところでさまざまなパイナップルケーキが販売されています。

 その人気に注目したのが台北市政府。数年前にパイナップルケーキを市を代表するお菓子に指定し積極的なPR活動を行ったのですが、それに反発したのが台中、台南をはじめとする他の都市の面々。発祥はうちの都市だ!いやいや老舗店が一番多いのは我が都市で、パイナップルケーキの街としてふさわしい・・などと喧々諤々やりあったようですが、ともあれ論議は沈静化し、今年も8月27日、28日の2日間に台北市政府にて「台北鳳梨酥文化節」が無事に開催されました。

 フェスティバルにはメインテーマ「接軌國際、中西合璧(国際化・中国と西洋文化の融合)」に則り32の業者が参加したのですが、出品作はパイナップルケーキで作ったマージャンパイに、たこ焼き、猫空ロープウェイの風景など見かけ勝負の作品がメイン。極めつけは総重量500kgという黄金の豚で、これではパティシエの手先が器用選手権という気も。しかし味重視のちゃんとした(?)品評会も開催されており、創業30年の老舗「佳コ●餅」がクランベリーを使った作品で優勝。チェーン店の「聖瑪莉」、博物館などで中華菓子の普及に力を入れている「郭元益」が続きました。しかし優勝作品がクランベリー餡であるように、他の受賞作品も豚肉餡やトリュフ餡だったりと、月餅と同様パイナップルケーキも多様化の波には逆らえないようです。お店でパイナップルケーキを選ぶ時には、パイナップル餡かどうかのチェックを忘れない方がよさそうですよ。

●・・・米へんに羔

【2007台北美食展】
開催期間:2007年8月9日〜12日(終了しました)
会場:世貿本館A區(台北市信義路五段5號)
公式HP :http://www.tcff.com.tw/


[バックナンバー]