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台北日和 2006年8月25日
台北でハイキング 二子坪遊歩道

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 台湾ではハイキングが静かなブーム。普段の運動不足を取り戻そうと、週末の陽明山は山歩きを楽しむ人々でにぎわっています。お年寄りや身障者にも配慮した遊歩道も整備されているんですよ。

 皆様ご存知のように、台湾はアジア有数の車&バイク社会です。初乗りが安いことから、暑い日は短距離でもついタクシーに乗ってしまうことも多く、勤め人のほとんどが慢性の運度不足だそう。そこで静かなブームになっているのが、週末のハイキングです。台北市内では陽明山国家公園が山歩きのメッカで、「胡蝶花廊」をはじめ10本の遊歩道が整備されています。その中でも“ファイブスター級”と評価が高い、「二子坪遊歩道」をご紹介しましょう。

 その高評価の理由は3つ。先ず一つ目は、遊歩道のアップダウンの少なさ。標高900〜1,000mの山々に囲まれた高原を歩くルートなのですが、約2kmの道はほぼ平坦でミュールでも余裕で歩けちゃいそうです。二つ目の理由は足腰が不自由な人や、お子様連れのための専用道があること。遊歩道の一部がコンクリートで舗装されており、杖をついたり、車椅子やベビーカーを押してでも、スムーズに歩けるように配慮されているのです。

 そして三つ目は、交通便利&メリハリが効いたルートであること。遊歩道までは台北市内から車で1時間弱。入り口には駐車場と案内所、売店があり、オヤツや水が調達できるほか、地図やTシャツなども販売されています。先ずは木々に囲まれ、花が咲き誇る遊歩道を1時間ほどかけてゆっくり散歩。そして道を抜けた先には清水が湧き出る池があり、ベンチとテーブル、水道、トイレなども揃った公園になっています。ここでお弁当を食べるのもよし、昼寝をするのもよし、思い思いにリラックスしましょう。中国茶のセットを持参して、茶会を楽しむグループもいましたよ。帰りは同じ遊歩道を戻りますが、山頂を巡る少しハードなルートを選ぶこともできます。

 陽明山は自然の宝庫と呼ばれており、特に二子坪遊歩道は多くの種類の蝶が観察できることで有名なのだそう。また運がよければ、台北樹蛙という珍しい木登りカエルに出会うことができるかもしれません。取材日には水色の美しいトンボが飛び交い、池では子供たちが“オタマジャクシすくい”に夢中になっていましたよ。

 台北市内から気軽に行ける山歩き。帰りには温泉にも寄れますし、旅行中のリフレッシュにお勧めですよ。

【二子坪遊歩道】
交通:台北駅より260番バス乗車。「陽明山公車總站」で108番遊覧バスに乗り換え、「二子坪」下車。

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