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台北日和 2006年4月18日
地方それぞれの味 青いマンゴーの食べ方

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 台湾を代表するフルーツのひとつ、マンゴー。台湾へ来たならマンゴーかき氷を食べなくては!といった方も多いことでしょう。そんなかき氷でよく見られるマンゴーは、どれも黄色のものばかり。実は青いマンゴーもあるのですが、その食べ方は少し変わっています。

 台湾の街を歩いていると、繁華街や駅の近くなど人が多い場所では、カットフルーツの屋台をよく見かけます。民権西路駅の近くでも、青い果実が山盛りの屋台を発見。何気に通り過ぎそうになりましたが、張り紙をよく見てみると並んでいる果実は、どうやら青いマンゴーのようです。さらに屋台には「わさび」なる日本語が書かれたメニューが貼られています。マンゴーにわさび?一体どんな味なのだろうと、さっそくチャレンジしてみることに。

 メニューは、「わさび」をはじめ「蒜泥(ニンニクソース漬)」「麻辣(唐辛子)」「糖辣(砂糖+スパイス)」「梅粉(甘梅味)」「総合(生姜、甘梅粉、漢方)」などがあります。

 青いマンゴーはかなり甘酸っぱい味わい。それに上に書いた味付けがプラスされ、なんともいえない味になっています。「蒜泥(ニンニクソース漬)」味は、日本の浅漬けのようなあっさり味で、ご飯のお供にも(果物と思わなければ)いけるかも。「麻辣(唐辛子)」味はひたすら辛く、「総合(生姜、甘梅粉、漢方)」味はすっぱさと生姜の風味が合わさったような味です。トリの「わさび」味は、そのままわさび醤油で、口に含んですぐはわさびの風味がつよく感じられ、まるでお刺身のつまを食べているような感じです。あとからマンゴーの甘酸っぱさが口に広がり、これはこれで・・おいしいのかな?といった味です。

 ちなみに青いマンゴーのことを台湾では「情人果」と呼び、日本語で「恋人の果物」という意味なのですが、それはどうやらこの甘酸っぱい味が名前の由来のようです。

 屋台のおかみさんに聞いたところによると、これらの味付けは台湾南部では一般的なようです。わさび味はこの屋台のオリジナルですが、各地でそれぞれ食べ方が違うのだな、と妙に感心してしまいました。新しいマンゴーの味に出会えるこの屋台、旅行のネタのひとつにいかがですか?

【情人菓】
価格:小100元、大150元
住所:台北市民権西路56巷4號
営業時間:11:00〜21:00
定休日:なし※屋台という性質上、いつでも出店しているというわけではありません。
交通:MRT民権西路駅から徒歩約5分

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