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台北日和 2005年10月19日
一度食べるとヤミツキ 酸菜火鍋の長白小館

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 灼熱の太陽の下でも一人鍋をつつくほど鍋好きな民族、台湾人。ここ台北では、モンゴル鍋に麻辣火鍋、一人鍋に薬膳鍋といろんな鍋が楽しめるのですが、本日は女性に人気の酸菜火鍋の店をご紹介します。

 10月も半ばになり、昼間はまだまだ暑いものの朝晩はすっかり涼しくなってきた台北。いよいよ鍋の季節の到来です。台湾でもいろんな鍋が楽しめますが、得に女性に人気なのが爽やかな口当たりが特徴の酸菜火鍋。國父紀念館のほど近くにある「長白小館」はこぢんまりとしているお店ですが、いつも酸菜火鍋に舌鼓を打つお客さんでいっぱいです。

 ところで酸菜って何かご存知ですか?酸菜は発酵させた白菜のこと。中国大陸の北方名物でもあるそうなんですよ。この酸っぱい白菜をたーっぷり入れて、さらに春雨やシイタケ、豆腐に青菜などのヘルシー野菜と、カニ、エビ、さらに薄くスライスした肉(豚、牛肉、羊肉を選べます)を一緒に煮込んだヘルシー鍋が酸菜火鍋。もともと鍋物は野菜がたっぷりとれるからヘルシーと言いますが、酸菜火鍋では酸菜が主役ですからヘルシーさにも磨きがかかると言うもの。たっぷりの具材の上に綺麗に並べられた薄切り肉がほこほこと美味しそうな湯気をたてると食べ時です。

 海鮮や肉の旨み、それに酸菜の酸っぱさが染み出しているので、そのまま食しても充分美味しいのですが、店内の一角に用意されているタレ…というよりトッピングコーナーで自分好みのタレをアレンジするのも楽しいですよ。すりおろしニンニクや醤油、ゴマ醤油、ラー油、酢などおよそ12種類揃っています。初心者の方は、お店があらかじめ用意してくれるゴマベースのタレから試してみましょう。コクのあるゴマ味が酸味溢れる具とからまってえもいわれぬ美味しさが口の中に広がりますよ。

 鍋だったら大人数じゃないと無理じゃない?という方もご安心を。長白小館の酸菜火鍋は、二人用の小火鍋套鍋(NT$880)から8〜10人用の特大火鍋套鍋(NT$2,200)まで人数に合わせて選べるんですよ。鍋のお供の各種小皿料理も棚に並べてあるので一目瞭然。マーボ茄子にニンニクの醤油漬け、インゲンの肉そぼろ炒めにモツ煮込みとバラエティ豊かで、ついあれこれと欲張ってしまいそうです。

 酸味溢れる味が、人により好き嫌いも分かれるところですが、一度食べるとヤミツキになる美味しさなのでぜひ味わってみてください。ちなみに店内のあちこちに飾られた書画は、店長宋子明さんの作品なのだそう。気さくな店長やスタッフに囲まれてヘルシーな酸菜火鍋を楽しんでみては?

【一度食べるとヤミツキ 酸菜火鍋の長白小館】
住所:台北市光復南路240巷53號
電話:2751-3525
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜21:00
定休日:旧正月
交通:MRT國父紀念館駅から徒歩約5分

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