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台北日和 2005年8月3日
ギャラリー陶朋舎

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

※2005年11月30日をもって休業しました。

  台湾へ行ったらステキな茶器やお皿を買いたいわ、という方も多いでしょう。そんな方にオススメなのが、オープン30数年を迎える老舗の陶朋舎。台湾人作家の陶器が充実していて、掘り出し物が見つかる可能性が大。お値段もリーズナブルなんですよ。

 陶器といえば真っ先に思いつくのは鶯歌ですが、台北市内にも素敵な陶器屋があるんです。こちら陶朋舎は、リージェントホテルから徒歩数分、王徳傳茶荘の2階という便利な立地で、店内はギャラリーを思わせるシンプルで上品なつくり。皇帝の宮殿を連想させる丸窓からはやわらかい光が差し込み、シンメトリーに飾られた壺など、中国風のディスプレイが印象的です。

 台北市内の中心というロケーション、また店内の落ち着いた雰囲気から、売られている品もさぞかし高いんだろうなと思われるでしょうが、心配はご無用。もちろん数万、数十万元の作品もありますが、陶製のカップやお皿ならば500元から、かわいらしい玉のカエルや動物も600元からと、安心して衝動買いを楽しめるラインナップとなっているのです。販売されている陶器はほとんどが台湾の作家モノで、オーナーが全国を周って直接仕入れた品ばかり。台湾の作家を世界中の人に知って欲しいと、あえて控えめなお値段に設定しているのだとか。クリーム地にさっと魚が描かれた大皿などは、ちょこちょことツマミを並べて懐石風に使っても似合いそう。シンプルなデザインの作品が多く、普段使いの食器として活躍してくれそうです。陶器のほかにも中国やインドから仕入れたアクセサリー、布、籐かごなどの雑貨も充実しています。

 陶朋舎のご主人は流暢な日本語を話す方で、台湾の陶器業界、商品についてなど色々とお話していただきました。今の時代、デパートという便利なところへ行けば有名なメーカーやブランドものをすぐに手に入れることができますが、陶朋舎では他では手に入らない個性を重視した特別な商品を提供し続けていきたいとのことでした。

 ところで、店内には2匹のハンサムな猫たちが。8歳のグレーペルシャ、阿曼(アマン)とインカ(茶色)です。お店の雰囲気に似合う凛とした子達かと思えば、お腹をベロンと出して寝転がっていたり、カメラのレンズを覗きこんだりときわめて庶民派。お皿を壊すことも無く、のんびりしていましたよ。

 陶器好きの方、陶朋舎でぜひお気に入りの一品を探してみてくださいね。

【陶朋舎】
住所:台北市長春路14号之1 2F
電話:(02)2563-3970
営業時間:10:30〜19:00
定休日:日曜日、祝日

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