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台北日和 2005年7月6日
懐かしの台湾デザート 月見カキ氷

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 月見うどんや月見そば、なんてのはおなじみですが、月見冰(月見カキ氷)なんてものが台湾にはあるってご存知ですか?しかもこれ、台湾人にとっては、昔懐かしいデザートなんだとか。

 豆花愛玉粉圓など自然素材をたっぷり使った体に優しいデザートがいっぱいの台湾では、カキ氷もヘルシー&具だくさん。今や定番となったフレッシュマンゴーたっぷりのマンゴーカキ氷もいいけれど、昔ながらのカキ氷は、意外な味の組み合わせを発見できる、と台湾ツウにも人気の?!デザートとも言えます。そんな中、日本だったらカキ氷のトッピングにありえないものナンバーワンの卵の黄身がのった「月見冰」は、台湾の人にはおなじみの味。

 天母のほど近くにある石牌市場の一角に、店構えも昔懐かしい、台湾デザートのお店「水龜伯古早味」が登場しました。駄菓子やおもちゃ、昔の自転車、セピア色の写真やちょうちんなど、レトロなグッズが飾られたお店の前には、看板メニューである「月見冰」や「黒糖冰」などのブルーのノボリがはためき、つい寄っていこうかな、という気分にさせられます。こちらの月見カキ氷(40元)は、小ぶりなどんぶりに入っていて、女性にもちょうどいいサイズ。氷に卵の黄身とカラースプレーといういたってシンプルな月見氷ですが、本日いただいたのはそのゴージャスバージョン「半舊回味氷(50元)」。牛乳で作った氷を使った雪片冰に、緑豆、チョコスプレー、レーズン、金時豆がのっており、中央には、つややかに輝く卵の黄身がとろーり。

(左)半舊芒果冰
(中)半舊回味氷
(右上)黒糖焼麻●
  さて、卵とカキ氷の相性は?これがベストマッチ!普通のカキ氷でなく、雪片冰なので、ちょうどミルクと卵で、昔懐かしいミルクセーキのような味わいになるのです。 さらにほんのり甘い金時豆やレーズンもやさしい味わいでアクセントになっています。初めて食べましたが、台湾人が「懐かしい味」と表現するのも納得できる味わい。 これはクセになるかも。 「月見冰」以外には、マンゴーに梨、キウイといったたっぷりのカットフルーツに、パッションフルーツとドラゴンフルーツで作った特製シャーベットが乗ったボリュームたっぷりの「半舊芒果冰:80元」もオススメ。いろんな味を試してみたい方にはぴったりです。氷ばかりで冷え切ってしまった、という時には黒砂糖シロップで煮て、仕上げにゴマ入りきな粉をまぶしたお餅「黒糖焼麻●:30元」で、休憩してみるのもいいですよ。

 レトロな店構えの台湾デザート屋で、懐かしい味わいのカキ氷をぜひご賞味あれ!

※●=米へん+署

【水龜伯古早味】
住所:台北市裕民一路40巷26號
電話:(02)2827-4788
営業時間:12:00〜24:00
定休日:なし
交通:MRT石牌駅から徒歩約7分

※2006年2月末に台北市裕民一路40巷26號から石牌路二段75巷8號 へ移転しました。記事内容および画像は、移転前のものです。

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