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台北日和 2004年12月22日
2004 ING 台北国際マラソン

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 タロコマラソンと並んで台湾で有名な、台北国際マラソンが12月19日に開催されました。ランナーにとって決していい環境とは言えない台北市内を、安全にぐるりと一周できるこのレースは、ある意味とっても貴重かもしれません。

 競技はフルマラソン(42.195km)の他、ハーフマラソン(21km)、ショートマラソン(9km)、ING Run(3km)、そして3kmの健康ウォーキングまであり、内外から20名の招待選手を含む、なんと9万人もの市民ランナーが気持ちのよい汗を流しました。

 当日は12月とはいえ、Tシャツだけでは肌寒い程度の気温で、さらに朝から小雨が降ったりやんだりと、決してマラソンに適した天候ではありませんでしたが、午前7時の号砲と共にランナー達は一斉にスタート。市内幹線道路はあっという間に白色で埋め尽くされました。

 台北市内でスポーツイベントがあると、必ずといっていいくらい参加している「馬英九」台北市長も、もちろん参加。9kmのショートマラソンに参加し、51分58秒で完走後、「短かったからね♪」と余裕のコメントだったとか。また、大会最高齢者は9kmのショートマラソンに参加した鄭さんで、なんと90歳だったとか・・・(すごい)。

 と、このような紹介をしていくと、健康重視の市民参加型お気楽スポーツイベントのようですが、いやいや、ただそれだけではありません。フルマラソンの優勝者は男女ともケニアの選手で、優勝タイムは男子のシャラル選手が2時間14分52秒、女子のジェニファー選手が2時間34分14秒と、気温や湿度を考えれば、さすが大会名に国際が付くだけのレベルであることがわかります。ちなみに女子のジェニファー選手は、大会記録更新ということで、何と100万元(約330万円)の、台湾マラソン史上最高額の賞金をゲットしました。

 なお、フルマラソンには日本人ランナーも参加しており、中でも男子の佐々勤選手(1998年アジア大会4位、2001年北海道マラソン優勝、2003年別大毎日マラソン6位)が、堂々の3位入賞を果たしました。

 この大会は主催が台北市政府ということもあり、市政府前広場がスタート&ゴール地点で、頭を雲の中に隠した台北101を背景に・・・というのもなかなかの雰囲気なのですが、42kmを走りきった上で競技場内に入ってからのデッドヒート!が見られないのが少々残念なところではあります。

 3kmの健康ウォーキングは当日参加可能ですので、日本のランナーはもちろん、台湾在住のみなさんも来年は参加してみてはいかがでしょう。日頃から運動不足の記者もぜひ参加したかったのですが、いかんせん取材しなければならないということで、今回は泣く泣く諦めた次第です・・・(汗)。

【2004 ING 台北国際マラソン】
公式HP http://www.ingtaipeiinternationalmarathon.com/
(要BIG5フォント)


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