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台北日和 2004年6月16日
王有記茶行(有記名茶) Part2

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 創業114年を迎える老舗のお茶店、王有記茶行がリニューアルオープン。博物館をイメージした店内は、オシャレなギャラリーのようで、以前のお店をご存知の方はびっくりしてしまうかも?

 2003年9月の台北日和でもご紹介した王有記茶行(有記名茶)は、創業1890年。古いお店が並ぶ大稲●エリアの中でも、老舗中の老舗です。その歴史を肌に感じさせてくれる、レトロな雰囲気がなんとも魅力的だったのですが、この度、ショップエリアを大改装!モダンな雰囲気に生まれ変わりました。(●:土へんに呈)

 オーナーの王連源さんによると、お客様に台湾のお茶についてより深く理解していただくように、博物館をイメージした内装になさったとのこと。その言葉どおり、随所にお茶の歴史や品種などに関するパネルが飾られているのですが、白塗りの壁にアンティーク調の木の家具が映える店内は、博物館というよりアートギャラリーと表現した方が似合うかも。展示してある茶器も、シンプルシックなものが多かったですよ。また店内奥のショップと茶葉工場を仕切る木製扉は格子部分の彫刻が見事で、王さんもお気に入りなのだとか。また歴代のオリジナル茶缶や、タイ語でしょうか、エキゾチックな文字が書かれた輸出用のパッケージなどの展示も興味深いところ。

 店内には試飲スペースもあり、のんびりとお茶を飲み比べながら、お好みの一品に出会えるようになっています。また嬉しいのは、工芸茶(細工茶)が置いてあること。工芸茶とは、乾燥させたジャスミンや菊の花などをお茶の葉で丸く包んだもの。コップに入れた工芸茶にお湯を注ぐと茶葉が開き、そこからふわりと花が開いていく様子はまさに芸術品。非常に人気の高いお茶なのですが、制作に手間がかかるせいか、台湾でこのお茶を扱っているお店はまだまだ少ないのです。さすが老舗の面目躍如!と言ったところでしょうか。

 生まれ変わった王有記茶行、お茶好きの方は見逃せませんよ!

【王有記茶行(有記名茶)】
住所:台北市重慶北路2段64巷26號
交通:MRT中山駅より徒歩10分
HP:http://www.wangtea.com.tw/


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