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台北日和 2004年6月7日
森林紅茶(台湾紅茶)

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 6月3日の台北日和でご紹介した、「中台湾茶文化博覧会」にて見つけたお土産にもピッタリの素敵な物とはいったいなんでしょう?それは、日本国内ではまだ馴染みのない、台湾紅茶の新ブランド「森林紅茶」です。

 爽やかな香りが漂ってきそうなネーミングの「森林紅茶」は、台湾中部は南投の魚池郷にある山に囲まれた美しい湖、日月潭の近くで栽培されている台湾独自の紅茶です。この日月潭付近は、もともと水沙漣山茶と呼ばれる台湾原生のお茶が生産されている、お茶どころとしても知られていました。日本統治時代に、インドのアッサム紅茶が持ち込まれ、試験栽培が繰り返された結果、この日月潭付近がアッサム地方の気候や土壌条件と大変似ていることから、良質の紅茶栽培に最適だと判明。その後この地は、美しい湖畔の景色が楽しめる場所として、そして紅茶の産地として有名になっていったのです。

 とはいえ、日本では台湾茶に比べると、台湾紅茶はまだまだ知られていない隠れた逸品。一口に台湾紅茶といっても、インドから持ち込まれたアッサム紅茶を改良した品種と、台湾独自の野生の山茶からなる紅茶があり、森林紅茶ではこのどちらの紅茶もあつかっています。緑色の缶「森林紅茶(台茶18號)」は、ビルマの茶葉と台湾の野生の山茶をかけ合せて作られた品種で、1999年に政府農林廳(農林省)により正式名称「台茶18號」の称号をゲットしたばかり。この台茶18號の特徴はなんといっても、その爽やかな香り。実際に飲んでみるとよく分かるのですが、お湯を注ぐとすぐに淡いミントのようなシナモンのような芳香が鼻をくすぐります。紅茶にありがちな渋みもなく、まろやかな口当たりがより一層紅茶の香りを引き立て、アロマ効果さえも感じられるほど。赤い缶の「森林紅茶(台茶8號)」は、インドからもちこまれたアッサム紅茶を品種改良したもの。こちらは濃厚な味わいが特徴で、美味しいミルクティーを作るときに最適なのだそう。

 どうですか?琥珀色に輝く台湾オリジナルの特選紅茶、お土産としても自分用としても最高の一品ですよね。ただしこの「森林紅茶」はまだ出来たばかりで、台北での取扱店まだないのだとか。早く多くのお店で気軽に買えるようになるといいですね。

「森林紅茶」参考価格
緑缶BOP(台茶18號) 430元/120g
ミニ缶(台茶18號) 250元/50g
赤缶BOP(台茶8號) 320元/120g
ティーバッグ(台茶18號) 150元/20ケ入り

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