2004年2月9日
テレサ・テン『永遠的情人』フェア

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 亡くなってもなお多くのファンの心に生き続けるテレサ・テン。生誕51周年とバレンタインデーにちなみ、「永遠的情人(永遠の恋人)」フェアが開催中です。貴重なプライベート写真や舞台衣装など、ファン必見のアイテムが展示されていますよ。

 テレサ・テンは1953年1月29日に台湾の雲林県で誕生。子供の頃から歌が上手で、素人のど自慢などに出場しては優勝をさらっていたそう。14歳でテレビ局の専属歌手となり、レコードデビューも果たしたという早熟ぶりから、台湾の美空ひばりとも呼ばれていたとのこと。デビュー後のテレサ・テンは台湾のみならず、香港、シンガポール、そして日本でも一気にブレイク。日本では演歌歌手のイメージが強いのですが、中華圏ではポップ・ミュージックの先駆者だったのですよ。

 セクシーすぎるという理由で、彼女の歌が中国大陸では全面禁止されるなど、決して順調なだけの人生ではありませんでしたが、UCLAへ留学したり、天安門事件への抗議コンサートに出演したりと、大スターの座に甘んじなかったテレサ・テン。急逝から9年が経とうとしていますが、彼女の歌がラジオなどで流れない日はありません。毎年5月8日の命日には、大勢の人たちがお墓にお参りに訪れます(2003年の命日の様子はこちら)。

 「永遠的情人(永遠の恋人)」フェアは、2月29日まで台北市の東区地下街にて開催中。テレサ・テンが生前好んで身に着けていた舞台衣装や、レコード、ポスターなどが展示されているほか、記念フィルムの放映(毎週末午後)、のど自慢大会などのイベントが開催されています。

 家族や友人とのプライベート・ショットや、台湾軍を見学した時に撮影した迷彩服や、パイロット姿のテレサ・テンなど、彼女の新鮮な一面が見られる写真展はファン必見。受賞トロフィーや、愛用の香水やアクセサリー、ミニチュア動物のコレクションなど、彼女を身近に感じられるアイテムも展示されていて、多くのファンがじーっと見入っていました。かなり古い型のMacもありましたよ。また舞台上に飾られたマイクは、NHKホールで開かれたコンサートに実際に使われたものなのだとか。

 若い世代の観客も多く、今でも彼女が多くの人たちに愛される存在であることを実感。取材の帰り道に、ついついテレサ・テンのベストCDを買ってしまいました・・・。

【「永遠的情人」フェア】
会場:台北市東区地下街第二広場(MRT「忠孝東路」駅)
開催期間:2月1日〜29日
時間:AM11:00〜PM10:00
期間中無休。入場無料。
「永遠的情人」フェアHP:http://home.trtc.com.tw/web/930130love/default.htm


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