2003年12月8日
台北国際藝術村

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 蛍光色のハエたたきや、たわしなどの日用品などでつくられたネオンカラーのオブジェ満載のエントランスをくぐった先は、台湾だけでなく世界からも芸術家が集まって創作活動を行っているというアートスペースなのです。

 近年台北でも、古い建物や町並みの保存、使用されていないスペースの有効再利用が盛んに行われています。ここ台北国際藝術村も、台北市政府文化局の手による「空間再利用計画」で蘇った芸術文化の息吹溢れるスポットの一つ。

 周辺は立法院や行政院、警察署などの国家行政機関が集まるエリア。そんな重厚な造りのお役所機関が立ち並ぶ中に、ブルーグレーとイエローのストライプのポップな建物が。ビルの側面にはアート作品が展示できるショーウインドウがぐるりと並んでいる他、あちらこちらに傘がぶら下がっていたり、蛍光イエローが鮮やかなネオン水の入ったボトルが、建物全体を縁取っていたりと見るからにユニークです。

 建物内には、アトリエやメディアルーム、会議室、資料室、ミニホールなどの創作活動に便利な環境がそろっており、泊り込みで芸術活動に没頭できるスペースが用意されています。2階〜3階には芸術家達用の宿泊施設も完備。毎年2回、世界中から、この芸術村に住み込み創作活動を行う芸術家を募集しているそうですよ。

 1階には、芸術関連の書籍や文具を扱う書店と、アフタヌーンティが楽しめるお洒落なカフェも併設。カフェは中庭に面しており、パフォーマンスを見ながら美味しいコーヒーを味わうという贅沢もできるようにデザインされています。エントランス近くのギャラリーでは、定期的にさまざまなアート展が開催されており、取材に行ったこの日はちょうどポスター展が開催されていました。芸術村では不定期に美術関連の講座も開催されているので、興味のある方は要チェックですね。

【台北国際藝術村】
住所:台北市北平東路7号
Tel:(02)3393-7377
HP:http://www.artistvillage.org/
交通:MRT善導寺駅より徒歩3分


[バックナンバー]