2003年7月17日 張大千先生紀念館 摩耶精舍

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 張大千氏は台湾で最も著名で、偉大な中国画家と言われています。一生を絵に捧げた張氏の作品は多様性に富み、晩年は水墨画に専念。国際的にも高い評価を得ました。

 張氏が自ら設計し、日々の生活を営んだ四合院(4エリアで構成された中国の伝統的な建築様式)の家を記念館に改築したのが「摩耶精舍」です。張氏の没後百日目に、遺族は張氏の遺志に従いこの家を国立故宮博物館に寄贈。張大千紀念館として一般開放されました。

 生前の張氏はとても猿が好きだったため、来世は猿に生まれ変るのではなどと言われていたそう。館内にも2匹の黒猿が飼われており、訪問客を見て大興奮していました。また、鶴を描くことを好んだ張氏を偲び、庭では二羽の鶴が飼われ、美しい姿を披露しています。

 「摩耶精舍」は國立故宮博物館の管理下にあり、細心の注意を持って保存されています。張氏がこの家に住んでいた頃の様子が完璧に再現されており、一本の草や枝までが、そのままの姿にあるとか。張氏に対する台湾の人々の尊敬の思いを感じられる空間です。

※参観には事前に、電話あるいは書面での予約が必要です。
予約申請先:國立故宮博物院展覽組
予約電話:02-2881-2021(内線4番)

【張大千先生紀念館 摩耶精舍】
住所:台北市士林區至善路2段342巷2號
参観時間:9:00−12:00、14:00−17:00
休館日:月曜日、祝祭日
入場料金:無料
交通:MRT士林駅よりバス255、小18番乗車、至善國中バス停下車。または255、304番乗車、故宮バス停下車。徒歩5分。
※張大千先生紀念館は、2007年10月10日にリニューアルオープンしました。


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