2003年5月14日 芝山公園

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 台北市北部、天母地区より少し南に位置する芝山公園は、全体がこんもりとした丘状になった公園です。園内には樹齢300年の老木やたくさんの草花が植えられ、鳥のさえずりが響くなど、都会の喧騒とは無縁の落ち着いた雰囲気があります。

 本来、公園に入るには102段もの、聳え立つような石段を上がらなければなりませんが、それとは別に、園内には滑り止め付きの木製の通路が、非常に緩やかな勾配で張り巡らされ、お年寄りや車椅子でも大丈夫なように配慮がなされています。

 休日には家族連れやカップルの姿が目立ち、あちらこちらの木陰でのんびりとした時間をすごしています。また、頂上付近には「雨農閲覧室」という自習室があり、中には机と椅子しかありませんが、静けさを求めてやってきた人たちが本を読んだり勉強したりしています。

 実は、この芝山公園は台湾と日本間の歴史にも登場してきます。日本の統治時代、明治政府はこの地に学校を設立しましたが、統治反対派との衝突で悲しい事件などがありました。現在は記念碑が建立されています。

交通:MRT「芝山」駅から徒歩15分。または同駅からバス645、206に乗り「芝山公園」下車。

 


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