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TABITABI Select茶樂
カテゴリ | ショッピング |
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住所 | 台北市新生北路2段74號 |
アクセス | MRT雙連駅から徒歩約10分 |
電話 | 02-2100-2700 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
WEB | http://www.eiraku.com.tw/ |
カード | OK |
30年近くの歴史ある茶葉専門店
茶樂は永樂グループが1976年に設立した30年近く歴史のある茶葉専門店です。永樂グループでは、特産品や美食、お茶の他にも金楽マッサージや六星集足體養身會館などのリラクゼーション施設のチェーン展開なども行っています。これらのプロのサービスを通じて、台湾の素晴らしさや様々な特色を観光客に伝えようとしています。
このお店は、日本人ツアーのお茶教室として組み込まれていることが多いので、団体向けのお店かと思われるかもしれませんが、個人でも気軽に立ち寄ることができます。
ユニークな演出と日本語の説明
お店は茶葉のプロが運営している専門店で、伝統的な中国の衣装を着たスタッフが迎えてくれます。レトロな内装で、中国の書画が飾られて、ノスタルジックな風情で満ちていますよ。店内は主に茶葉販売と茶芸体験の2つのエリアに分かれています。
お店に入るとお茶の香りが鼻をくすぐります。このお茶の香りはお茶の枝を焚いているためなんです。焚いたお茶の枝は竹の籠に入れられて、それを使って手を洗います。良い香りがするだけではなく、手のマッサージにもなり、とてもユニークな体験ですよ。
お店では急いで茶葉を購入するのではなく、まずはお茶に対する理解とお茶の入れ方、茶芸文化など茶芸の美を体験してみましょう。プロのスタッフが茶文化の体験を案内してくれます。
お店は日本人観光客へのサービスをメインとしているのでスタッフは日本語で詳しく各種茶葉の違いや効能などを説明してくれます。また高山茶、ウーロン茶、プーアル茶の3つのお茶の試飲サービスにも力を入れていて、試飲とともにお茶請けのうれしいサービスもありますよ。はじめて台湾茶に触れる方でも試飲後に安心して茶葉を選ぶことができますね。試飲中に質問等があればいつでもスタッフに尋ねることもできますよ。
おすすめ商品
阿里山烏龍茶 (2,900元/200g)
凍頂烏龍茶 (1,250元/200g)
阿里山烏龍茶は嘉義県及び南投県にある標高1,000メートル以上の高山が産地です。ここのお茶の木はカテキンなどの苦味成分が少なめで、テアニンなどの甘み成分が多いためコクがありながらも渋すぎず、口に残る甘みが十分に感じられます。オーナーが最もおすすめする台湾茶です。
凍頂烏龍茶は南投県鹿谷が産地のお茶で、青茶類に属し、包種茶(半発酵茶の一つ)と烏龍茶の間の軽発酵茶です。製茶の過程に行う「熱團揉(加熱揉み)」という作業は凍頂烏龍茶独特の製造過程の一つで、良い凍頂烏龍茶の茶葉の形状は、固くよじれた半球状をしていて、濃い香りと何度も淹れることができるのが特徴です。
東方美人茶 (980元/75g、750元/50g)
東方美人茶の茶葉は白毫(白いうぶ毛)が特徴で別名「白毫烏龍茶」とも呼ばれています。主な産地は新竹や苗栗の一帯です。ウンカが噛んで成長が遅れた茶葉を一心二葉という手摘み作業を行い、伝統技術で製造された高級な烏龍茶です。
コクのあるフルーティーではちみつのような香りがします。イギリスの女王に献上した際に、大きな賞賛を得たので東方美人(オリエンタルビューティー)という名が付けられたとも言われています。こちらも台湾を代表する伝統的な茶葉です。
雲品普洱茶 (700元/100g、1,800元/250g)
普洱茶は中国雲南地区特有の地方名茶です。雲南が原産地の大葉種晒青茶(緑茶)を加工し製造過程の違いで2種類に分別され、熟成度が進めば進むほど香りが増す独特なお茶です。「茶樂」では優良な雲南産の大葉種の茶葉を使用し、また品質が安定している雲南の製茶工場と提携し製造しています。古くまろやかな味わいで香り高く、普洱茶のなかでも一級品です。
他にも以下の普洱茶があります。
雲品普洱茶大餅 (2,600元/357g)
普洱茶七子 (3,980元/7個入)
迷你普洱 (690元/9個入)
お店からのメッセージ
記者コメント
最終更新:2013年12月24日