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小魏川菜

小魏川菜

 台北駅前で古くから続く名店。四川料理が好きな人の間で「小魏」を知らない人はいないというくらい有名なお店です。手間を費やして作られたお料理を、お手ごろ価格でいただけます。

カテゴリ 四川料理
住所 台北市公園路13號3樓
アクセス MRT台北車站8番出口から徒歩約2分
電話 02-2371-8427
定休日 旧暦の元旦
営業時間 11:30-14:00 / 17:30-21:00
WEB
カード OK

日本語メニュー MRT 5分 カードOK [記号説明]

一流の食材と安めの価格設定

 人目を引くような看板や広告はありませんが、四川料理が好きな人の間で「小魏」を知らない人はいないというくらい有名なこのお店。おいしい料理で、お客さんを満足させたいという気持ちで料理を提供してきました。台北では3世代に渡って食べに来る客もいるそうで、今では3世代目の夫婦が4世代目となる子供を連れてくるそうです。

 食材選びや調理法にはこだわりがあり、新鮮な食材を手に入れるよう心がけています。姜オーナーいわく、毎日8羽の鶏を使ってスープを作り、お店で出す全てのスープ類にはこの8羽でとったものを使用しているんだそうです。うれしいことに、これだけ時間や手間を費やして作られたお料理でも、お手ごろ価格でいただけます。たとえば、招牌油雞、蒜泥白肉、酸辣鱈魚などのお店の人気料理も、100元〜300元ほどの価格設定となっています。麻婆豆腐はたったの96元で、100元でおつりがくるほど安く、何度も通ってくるお客さんにも、また初めてのお客さんにも有り難がられる一品だそうです。このように料理のお値段は、もう10年以上も変わってないそうで、値上げせずにやっていけるのは、地元に根ざした人気店である証拠でしょう。

 それと「小魏」は四川料理のお店ですが、最近の健康や養生指向の動きから、辛さを調節し、本場の四川料理のように激辛ではなく、日本人の口にも合うようなマイルドな辛さになっています。伝統を守りながらも、新しいものを取り入れているからこそ、人気が続くのでしょう。

 実は、取材のときは料理を前に並べてオーナーの話を聞いていたんですが、話を聞くよりもおいしそうな香りでもう我慢できなくなりそうでした。 それでは「小魏」のおいしいお料理をいくつかご紹介していきましょう。

おすすめメニュー

宮保蝦仁/エビのチリソース (大640元/小320元)

 このお店の宮保蝦仁はご飯が進む1品で、多くのお客さんがオーダーするそうです。ツヤツヤと光る大きなエビは、口へ入れるたびに唐辛子の香りが広がり、辛過ぎず脂っこくなく、ご飯によく合います。

 まずエビをサッと湯通しして低温の油へ入れ、蝦の旨みを閉じ込めるのですが、この時の時間や火加減がとても難しく、シェフの技術や経験が必要とされるそうです。その後、スープ、醤油、ケチャップ、黒酢、ニンニク、花椒、唐辛子等をいれて炒めて完成です。

油雞/煮チキンの冷製 (大480元/小240元)

 この料理は多くの家庭で食べられている家庭料理ですが、お店で食べる油鶏はやはり一味違います。一般家庭ではこの料理を作るのにあまり時間をかけませんが、このお店の油鶏は手間ひまを惜しまず作られています。
 まず厳選した鶏を40分間ゆっくりと煮た後、氷水の中へ3〜4時間入れて余分な脂分を取り除きます。こうすることでお肉には旨みだけが残り、皮はプリプリです。さらにネギとショウガで作ったタレをかければ、しっとりと柔らかく香り高い油鶏が完成です。このお料理は冷めてもおいしいので、会社帰りに買っていくお客さんも多いそうですよ。

蒜泥白肉/豚肉のニンニクソース (大280元/小140元)

 ポピュラーな蒜泥白肉は、小魏川菜でも一番人気のメニューです。オーナーいわく、この料理の秘訣はお肉選びだそうで、脂が多いとしつこくなり、油が少ないとパサパサとしてしまうので、そのちょうど中間となる豚バラ肉を厳選するそうです。
 厳選した半透明のお肉を薄く、薄くスライスし、サッと茹で、口をさっぱりさせるキュウリの薄切りと一緒に盛り付け、最後にニンニクや黒酢、豆板醤など10種類の材料の入ったタレをかけます。豚肉の甘味とキュウリの爽やかさ、そしてタレの複雑な味が絡み合ってとてもおいしい一品ですよ。

酸辣鱈魚 (320元)

 酸辣鱈魚はタイ料理の1つですが、四川料理にもあります。タイ料理の酸辣鱈魚と四川料理の酸辣鱈魚では調理法や味が異なります。
 まず鱈をネギとショウガで作ったタレにつけたあと、布にくるんで余分な水分を抜きます。そしてサツマイモの粉をまぶして油で揚げ、特製のタレをかけて完成です。
 お魚の上にはたくさんの唐辛子がかけられているので、とても辛そうに見えますが、食べてみると辛さと酸っぱさの比率がちょうど良く、魚本来の味も楽しめ、皮はパリパリで、魚好きにはたまらない一皿です。

麻婆豆腐 (120元)

 麻婆豆腐は四川料理のお店には必ずと言っていいほど置いてあるメニューの1つで、小魏川菜にももちろんあります。
 ここの麻婆豆腐は見た目も美しく、お箸で豆腐をすくっても崩れません。辛さもちょうどよく、香りだけでなく、豆腐本来の味や柔らかさも堪能でき、さらに挽肉と麻婆のソースが相まって、「麻、辣、鮮、香、燙、酥、嫩」の7つが味わえます。
 白ご飯にかけてどうぞ。この一皿でご飯を3杯食べたお客さんもいるそうですよ。

青椒牛肉絲 (180元)

 青椒牛肉は家庭の食卓でもよく目にする料理ですが、ここの青椒牛肉は一味違います。
 お家の青椒牛肉は食べないけど、このお店の青椒牛肉は残さず食べるお子さんが多いそうですが、その理由は火加減とシェフの経験にあるそうです。この料理は簡単に見えて実は火加減が最大の鍵で、強火でさっと炒めることによってお肉の柔らかさを保ち、ピーマンの綺麗な緑色やタケノコの甘味を引き立たせます。口に含むとサクサクとした食感と塩気の後、甘味が広がり、またピーマンも程よい硬さになっています。お勧めの一品です。

ミニ情報

  • サービス料10パーセントが必要です。
  • 本場四川の辛さと同じような辛さを希望の場合は、お店のスタッフに言ってください。
お店からのメッセージ
小魏川菜

 小魏の料理の秘訣は材料とシェフの技術です。40年の経験から台湾の食材の特色と四川料理を融合させています。四川料理に興味がある方は是非、小魏の料理を食べにきてください。

記者コメント
小魏川菜

 小魏にきたらお店の内装や雰囲気ではなく、舌を満足させ、「ご飯を食べる」ということがどれだけ素晴らしいことか体験できます。友達や家族と一緒に来れば、このおいしい料理で、テーブル全体が幸せな空気に包まれますよ。(帥小姐)

最終更新:2013年12月13日

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