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醉的小品

醉的小品

 醉的小品は、酔っ払いチキン(醉土鶏)で有名なテイクアウト専門店で、開店以来30年の歴史を誇ります。
 店内には紹興酒などで肉や魚などの食材を漬け込んだ食品のガラス瓶がずらりと並んでいます。

カテゴリ ショッピング
住所 台北市金山南路二段6號
アクセス MRT東門駅から徒歩3分
電話 02-2394-8823
定休日 年中無休
営業時間 10:00-19:00
WEB
カード

[記号説明]

まじめで誠実がモットー

 台北市の金山南路に、「寧波醉土鶏」の大きな赤い看板を掲げた小さなお店があります。入口のガラスには「まじめで誠実なお店です。賄賂はご免です。どうぞよろしく」と、王人オーナーからの挨拶が書かれた赤い紙が....。この店が、酔っ払いチキン(醉土鶏)の専門店で、30年の歴史を誇る醉的小品です。

 醉的小品は紹興酒などで肉や魚などの食材を漬け込んだ食品の、テイクアウト専門店です。店内には商品のガラス瓶がずらりと並び、お酒のよい香りが漂ってきます。いずれの商品もお店のオリジナルで、オーナーが長い時間をかけてレシピを開発したものばかりです。

 食材を漬け込むお酒は、肉や魚には紹興酒、野菜など植物には高粱酒を使っています。食材も台湾産にこだわり、安全と衛生には厳しく気を配っているとのこと。そのため価格は少し高めにはなりますが、実際に食べてみるとその価値はあると実感できることでしょう。

醉醃土鶏/酔っ払いチキン(1,350元/一羽) 醉醃雞腿(1,600元)

 醉的小品の看板商品です。紹興酒に漬けこまれた鶏肉はつややかで柔らかく、繊細な口当たりで、鳥皮は薄く、脂身も控え目です。口に入れるとお酒の香りが鼻をくすぐり、表面の薄いゼラチン質がすっと氷のように溶けて、噛みしめるほどに肉とお酒の甘い香りが広がっていきます。
 酔っ払いチキンを作るには、大変な手間がかかります。まずは鶏肉をたっぷりのお湯で2、3日間じっくりと煮込んで、その後に、やっとお酒を加えます。そして鶏肉の大きさに応じて、30〜40分丁寧に煮ると完成するのですが、うまみを流さないために、鶏肉を鍋の中で動かすことは厳禁だそうです。またお湯からあげた鶏肉を、1日かけて冷やすことも必要とのこと。これで、鶏肉がきれいに切れるようになるそうですよ。

醉鮑魚/酔っ払いアワビ(1,350元/4個)

 アワビは南アフリカ、オーストラリア、カナダなどから厳選したものを使います。90gにカットしたアワビを6秒ジャストゆでるそうですが、このときの重さと秒数は厳密に守る必要があるそうです。ゆで上がったアワビは冷やさず、暖かいままお酒に漬けこみます。これにより肉質が柔らかくなり、アルコール成分も低くなります。
 このアワビをいただくには、贅沢に厚く切ることが勧め。生臭さは一切なく、アワビ本来の旨みが、お酒に漬けこまれたことによってさらに引き立ち、滋養たっぷりの味にしあがっています。きっと、アワビの新たなおいしさに出会えますよ。

醉蝦/酔っ払いエビ(600元/中、2,300元/大)

 まるごといただける、エビ好きにはうれしい商品です。エビのエキスとお酒がほどよく融合し、コクのある旨みが楽しめます。

醉蛋〈糖心蛋〉/卵の酒漬け(300元)

 甘みのある卵のデザートです。卵は地鶏が産んだ高品質なものを使うためコストはかかるのですが、質の良い卵はタンパク質が多く水分が少ないため、弾力性のある醉蛋に仕上がるそうです。一度ゆでた卵の殻をむいて、さらにお酒に漬けるのですが、この時に少しでも卵の表面に傷があるとNGだそう。そのため卵の殻むきにも、高度な技術が求められるそうですよ。
 完成した卵の白身部分は弾力性があり、スパイシーな味わい。一方、黄身はとろりと半熟で甘味があるのですが、これはお酒の中に溶け込んだ漢方薬のナツメの効果だそうです。お酒の香りもさほど強くはなく、女性にも好まれる味わいです。

ミニ情報

(ご注意)肉類は検疫の関係でお土産として日本に持ち込むことはできませんので、台湾滞在中に消費してください。醉醃土鶏(大)はビールのつまみとして4〜5人分の量になります。
お店からのメッセージ
醉的小品

じっくり手間をかけて作った、伝統の醉醃土鶏をぜひお試しください。

記者コメント
醉的小品

 小さなお店ですが、常連さんが多い老舗です。いずれの商品も他では食べられない、オーナーの汗と涙の結晶ですよ。酔っ払いチキンに酔いしれましょう。(黄小姐)

最終更新:2013年12月09日

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