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三希堂

三希堂

 2007年1月、中国古代書斎スタイルの茶館「三希堂」は、國立故宮博物院のリニューアルと共に再びオープンしました。故宮博物院本館4階に設けられた三希堂茶館は、見学の合間の休憩時間でも、一味違う故宮の風情を体験させてくれます。

お知らせ ※この店舗は閉店しました。

カテゴリ カフェ・茶藝
住所 台北市士林區至善路二段221號
アクセス 國立故宮博物院本館4階
電話 02-2881-2021 内線2330
定休日 年中無休
営業時間 9:00-18:30(土曜は20:30、入店は30分前まで)
WEB http://www.npm.gov.tw/index.html
カード OK

日本語メニュー 日本語スタッフ カードOK [記号説明]

文化の香り漂う店内

 三希堂という名称は中国古代乾隆皇帝の書斎名から引用されています。店内に一歩足を踏み入れると、お茶の香りと文化の香りが漂ってきます。瞳に映るのは古めかしい書斎。レトロな建築にお茶と文化の香りが相まって、自分も文人らしさが高まっていくような気分にさせられます。

 シックな色合いの木造建築と天井を高くした設計は、落ち着いていながら広々とした空間を作り、天井の丸く囲まれたほの暗い照明が全体の雰囲気を優しくまとめています。壁の端と天井を繋げているのは、古代の蔵書室をイメージした四角い書棚。その後ろから、かすかな光が差し込みます。棚は赤と紫の2色の照明で鮮やかに彩られ、空間全体のアクセントカラーに。  シンプルモダンなデザインに中国古来の建築を合わせた三希堂は、故宮博物院のリニューアルとともに、古きを新しきと成す新スタイルでお目見えです。

書斎というコンセプト

 書斎というコンセプト通り、三希堂の入り口には中国で文房四宝と呼ばれる古い文房具類が陳列されています。また、茶館内にはオーダーメイドで作った古書のレプリカが飾られ、文化人らしい雰囲気と共に、昔の書斎を忠実に再現しています。週末になると、不定期に中国音楽の演奏家を招いて生演奏を行っており、お茶を飲みながら、舌だけでなく、耳も十分に楽しませてくれます。

 見学者であふれる展示ホールから一足店内に踏み入れると、そこは落ち着いた静かな空間。時が止まり、日々の慌しさも消えていきます。外を眺めれば、龍と鳳で装飾された故宮の古めかしい建築や木漏れ陽が古代への思いを駆り立て、まるで本当に古い書斎に身を置いているかのようです。  この静かな落ち着いた店内では、カニみそ蒸しシュウマイやフカヒレギョウザといった点心やスープなどの軽食メニューと、伝統的な中国茶や茶菓子が楽しめます。

原盅土鶏湯/地鶏のスープ (160元)

   このスープは台湾地鶏を煮込んで作られています。スープをエレガントに楽しめるよう、食べやすく骨を除いています。さらに、生姜や棗、クコなどの漢方食材で甘味を加え、健康に対する要望も満たしていますよ。このスープは何時間も煮込まれていて、地鶏本来の味と漢方食材の甘味が十分に引き出されています。

香芒凍乳酪/マンゴーヨーグルトプリン (65元)

 口に入れた瞬間、濃厚で香り高いミルクの味と、マンゴーそのままの独特の香りが広がります。ヨーグルトとマンゴーという完璧な組合せ。舌の先で甘酸っぱさを感じた後も、冷たく滑らかな食感で一口また一口と止まらない美味しさです。この甘酸っぱい食感は特に女性にぴったり。幸せの味を感じさせてくれます。

金萱茶 (160元)

 三希堂の金萱茶は海抜800メートル以上に位置する台湾中部の鹿谷郷産。添加物ゼロでミルクのような独特の優しい匂いがする、普通とはちょっと違う茶葉です。口に入れると金萱茶らしいお茶の香りが優しく口いっぱいに広がり、味は清らかで甘味があります。三希堂では他の茶坊のような陶器の急須を使いません。全体の内装に合わせるため、金属そのままの色をしたステンレスの急須を使っており、シックな内装に金属の光沢が鮮やかです。

三清茶 (160元)

 清の乾隆皇帝が自ら調合し愛飲した「三清茶」。穀物系のやさしい味わいで、中華菓子のお供にも最適です。ガラスのポットでサーブされるので、梅の花や松の実、佛手(野菜の一種)が湯の中で踊る様が見られますよ。

蓮心茶 (160元)

 蓮の花と芯を使って作られたお茶。美しい黄金色のお茶を口に含むと、ちょっとした苦味がありますが、これが身体によいのだとか。リラックス効果も抜群だそうですよ。三希堂では「三清茶」と「蓮心茶」のみ、このガラスのティーポットでサーブされます。

蔓越莓養生緑豆黄/クランベリーの緑豆黄 (65元)

 皮を剥いた緑豆を蒸し煮にして作った滑らかでしっかりした皮で、クランベリージャムを包んでいます。中国の伝統的なお茶請け「緑豆黄」と西洋のクランベリーをミックスした飽きのこない甘さ。クランベリーの粒々と緑豆の甘味が口いっぱいに広がり、食べ終わった後にも緑豆黄の香りが残ります。小さく繊細な形も素敵で食欲をそそられます。

ミニ情報

  • ミニマムチャージは120元です。
  • 熱食(点心)やスープ類は午後5時までのご提供となります。
  • お茶は一人ずつ注文してください。
  • お茶類のポットへのお湯の継ぎ足しは無料です。
お店からのメッセージ

 どうぞ故宮を訪れて歴史的文化遺産に触れ、体中の疲れを癒してください。全身に文化の息吹がみなぎります。

記者コメント
三希堂

 豊かさと深さを併せ持つ故宮博物院。足を踏み入れれば誰もが数千種もの展示品に圧倒されるでしょう!歩き疲れたら三希堂で足を休ませ、古い文化遺産の洗礼を受けた高揚感にしばし浸りながら、中国古代の文人がたしなんだ中国茶の香りを体感し、故宮の持つもう一つの風情を感じ取ってみては。オープン間もない三希堂が多くのアーティストに愛されているのも頷けます。(鍾小姐)

最終更新:2011年12月19日

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