お洒落 V.S. レトロ 夏のかき氷店大合戰
お洒落 V.S. レトロ 夏のかき氷店大合戰

北門鳳李冰

台北東エリアといえば、「東區粉圓」のタピオカかき氷が有名ですが、その近くにある「北門鳳李冰」は、知る人ぞ知る昔ながらのかき氷店です。元々は宜蘭北門で20~30年もの歴史を持つ老舗かき氷店で、2012年に台北にもお店を構えました。一階の店先は飾り気のない庭になっていて、その様子が昔ながらのかき氷店を物語っています。

ずっと受け継がれている伝統ある製法は、砂糖と水、食材のみを加えただけなので、自然のおいしさを感じることができます。梅紫蘇味の氷に自家製の果肉たっぷりのパイナップルジャムがのった看板メニューの「鳳李冰(パイナップルかき氷/45元)」は、台南の關廟産パイナップルを使用していて、アクセントにのっている甘酸っぱい梅紫蘇漬けがさっぱりと夏の暑さを和らげてくれますよ。

宜蘭産の落花生と大甲産のタロイモを使用した「花生芋頭冰(ピーナッツとタロイモのかき氷/45元)」は、きめが細かく濃厚で、台湾で最もクラシカルなかき氷とも言えます。その他、台湾を代表するフルーツの「荔枝冰(ライチかき氷/45元)」は、甘くて香りも良く、夏の暑さを忘れさせてくれますよ。お店では、ライチは旬の時季に収穫し冷凍してあるので、一年を通して荔枝冰を食べることができます。

李鹹冰(スモモ塩かき氷)、綠豆冰(緑豆かき氷)、桂圓冰(リュウガンかき氷)などから2種類をミックスで選ぶこともでき、きっとどれにしようか迷うはずですよ。東エリアでショッピングに歩き疲れたら、「北門鳳李冰」で台湾の昔ながらのかき氷の魅力を味わってみてください。

店舗情報

住所台北市大安區忠孝東路四段216巷33弄9號
電話02-2711-8862
定休日月曜日
営業時間12:00-21:30
WEBサイトhttps://www.facebook.com/北門鳳李冰-144645472328330/
交通アクセスMRT忠孝敦化駅3番出口から徒歩約3分

珍果冰果室

かつては艋舺と呼ばれ、繁栄と衰退を経てきた萬華エリアの萬西街にある「珍果冰果室」は、40年以上にも渡って、この場所にお店を構えています。近所の住民が来店し、フルーツがのった大きなお皿を持ってお店を出ていったり、「木瓜牛奶(パパイアミルク/50元)」を注文したり、店先に座ってオーナーと談笑したりと、お店が日常生活の一部になっているよう。これぞ地域に密着したお店としての証であり、また伝統あるかき氷店の象徴的な姿とも言えます。

お店で一番人気の「水果拼盤(フルーツ盛り合わせ/50元)」は、スイカ、パパイア、マクワウリ、グァバ、マンゴーなどのフルーツがいただけます。フルーツの組み合わせは毎日異なりますが、旬のおいしいフルーツが盛り沢山な一品です。お店特製の甘草塩をかければ、フルーツのさっぱりとした甘さを更に引き立たせてくれますよ。

「薑汁番茄(ジンジャートマト/50元)」も人気のあるフルーツプレートで、濃厚な香りでプリッとしたトマトは提供直前に調合したジンジャーパウダー、とろみ醤油、甘草パウダーを合わせたタレにつけていただきます。甘草パウダーには黄金比の塩と粉砂糖が加えられているので、甘じょっぱい中にも酸味があり、後を引く甘さが感じられますよ。

ここでも日本からの旅行者に大人気の「芒果牛奶冰(マンゴーミルクかき氷/80元)」を味わうことができます。他のお店のような華やかさはないものの、安価で素朴なマンゴーの味を楽しめます。龍山寺に来たら、「珍果冰果室」で一休みすることをお忘れなく!フルーツ王国のおいしさを堪能するだけでなく、台湾伝統の人情味に触れることができますよ。

店舗情報

住所台北市萬華區華西街113號攤位
電話02-2308-9390
定休日不定休(月2回)
営業時間13:00-01:30
交通アクセスMRT龍山寺駅1番出口から徒歩約8分

和美冰果室

お店を始めて早60年にもなる老舗「和美冰果室」は、店先にある看板がその歴史を物語っています。南部から始めた当初、創始者は自転車に幾つもの桶を載せ、街の至る所で呼び売りしていました。遠くにいても聞こえる自転車に取り付けたラッパの「パープーパープー」の音こそが、夏の息吹の代表とも言えます。

永和にお店を構えてから40年余り、小さな店内には簡素な冷凍庫だけがあり、趣のある赤レンガの壁にはアイスクリームのメニューが掲げられています。今でも懐かしいフレーバーがある傍ら、研究・開発を重ね、新フレーバーも提供しています。店内の一角には、年代物のアイスクリームマシーンやディッシャー、自転車に取り付けていたラッパやピンボールなどがあり、アイスクリーム屋さんの時代を垣間見ることができますよ。

全部で20種類もあるアイスクリームの中で一番人気があるのは、「タロイモ」「あずき」「パイナップル」など伝統ある懐かしいフレーバーですが、フルーツ系では「グァバ」「レモン」も好評だそうです。その他、季節限定フレーバーの「ぶどう」「ドリアン」などもあり、いずれもシングル15元でコーン、カップを選ぶことができます。

更に面白いことに、お弁当箱を用いることもできますよ(6種類90元)。お店では、お客に最もおいしい状態のアイスクリームを提供できるよう、冷凍庫内の温度にこだわりを持っているそうです。

宅配もできる贈答用(6種類240元)は、どこにいても懐かしさを味わうことができるので、これもまた地元民に愛され続けている理由の一つと言えるでしょう。

店舗情報

住所台北市永和區秀朗路一段44號
電話02-2926-1552
定休日無し
営業時間9:30-21:30
WEBサイトhttps://www.facebook.com/和美冰果室-706165936087385
交通アクセスMRT永安市場駅から徒歩約10分

騷豆花

台北東エリアの小さな路地裏にある「騷豆花」は、外国人観光客に大人気のお店です。以前、新竹で豆花を売っていてオーナーは、2001年にこの店をオープンさせました。店名の「騷」と台湾語の「燒」の韻が同じで、また「騷」という字には文学的な雰囲気が感じられたことから、名付けたそうです。

遺伝子組み換えをしていない大豆を2時間以上煮込んだ後、磨り潰して豆乳を絞り出して作った看板メニューの「騷豆花(40元)」は、濃厚な香ばしい香りが鼻をくすぐります。国産2級の赤砂糖を煮詰めた、カラメルの香りいっぱいのシロップをかけていただきます。

フルーツ豆花シリーズで一番人気なのが「芒果西瓜豆花(マンゴーとスイカの豆花/85元)」です。台南屏東産のアップルマンゴーと花蓮台東産のスイカのスムージーに、西谷米(サゴパール)、練乳、そして新鮮なフルーツをのせます。シロップは加えていませんが、フルーツの自然の甘味と練乳だけで十分いただけますよ。夏の暑い日差しの中でも、口に入れた途端とろけるような食感が「幸せ」を感じさせてくれる一品です。

店内には取材で訪れたメディアのサインがあったり、各国の旅行客がいたりと、「騷豆花」の人気ぶりをうかがい知ることができます。メニューは簡単な4種類しかありませんが、夏季と冬季のメニューに分かれていて、いつ来店してもその季節限定の台湾スイーツを味わうことができますよ。

店舗情報

住所台北市大安區延吉街131巷26號1樓
電話02-8771-8901
定休日日曜日
営業時間12:30-22:30
WEBサイトhttps://www.facebook.com/j3222168/
交通アクセスMRT國父紀念館駅1番出口から徒歩約3分