
鹿港には60近くの廟や寺が点在しており、その大部分が清の時代に建立されたものです。代表的なのは龍山寺と天后宮ですが、小さな寺廟でも古跡に指定されているところが少なくありません。
そんな歴史ある寺廟ですが、歩いているとあちこちに見られ、受付には近所に住んでいると思われる人がお茶を飲みながら世間話に花を咲かせていたり、お線香を手に真剣に祈る人がいたりと、非常に生活に密着した場でもあるようです。今回はその中から4箇所の廟をご紹介します。

老街に近い廟
台湾で唯一乾龍皇の命により建立された媽祖を祀る廟。その昔、参拝に訪れた役人たちは廟前で馬や馬車を降り、徒歩で門をくぐっていきました。その下馬地点には「文官下轎、武官下馬」という石碑が建てられています。
住所:彰化縣鹿港鎮洛津里埔頭街 96号
電話番号:04-777-2497
開放時間:6:00-22:00

公園に囲まれた書院と廟
書院と、武廟、文昌祠が一緒になっているという珍しいスポット。文開書院は、地元の名士たちによって教育の場として建てられ、ここから多くの文人が誕生しました。どれも彰化縣の古跡に指定されています。
文昌祠と武廟の間には、かつては甘い水が出たという井戸、蓬莱第一泉があります。
住所:彰化縣鹿港鎮青雲路2号
開放時間:6:00-18:00

商売人たちの廟
中国からやってきた移民たちが 乾隆二年 に 建立した廟。巾山國王、明山國王、獨山國王の三山國王が祀られています。三山國王は商売の神様として客家人の信仰を集めており、かつての客家人勢力がうかがえる廟です。
住所:彰化縣鹿港鎮中山路276号
電話番号:04-776-2450
開放時間:6:30-21:30

歴史に翻弄されつつ残った廟
城隍爺を祀る廟。日本統治時代の道路拡大計画により前殿が取り壊しに遭いましたが、その後修復されています。廟内では香炉や獅子像などに繊細かつ精密な彫刻が見られ、3級古跡に指定されています。
住所:彰化縣鹿港鎮中山路366号
電話番号:04-777-2497
開放時間:5:30-21:30