鹿港ならではの不思議な空間
港町である鹿港には、細いT字路や曲がりくねった道が多く見られます。中でも有名なのが当時の形がそのまま残っている九曲巷。旧暦の中秋節が過ぎると「九降風」という東北季節風が吹くことから、強風や砂埃を防ぐために作られた道で、レンガ造りの壁を両サイドに眺めながら、タイムスリップしたような気分に。その昔は出入り口に扉があり、不審者の侵入を防いだ他、寒い時期には防寒空間として使われたそうです。
九曲巷に入り50メートルほど進むと、赤レンガと緑の瓦で作られた包馬樓が見えます。これが十宜樓と呼ばれる、向かい合う建物をつないだ渡り廊下のようなもの。鹿港が港町として栄えた時期、文化人たちがここに集まり、酒をたしなみ、月を愛でながら詩を詠み、優雅な一時を過ごしたのだそうです。
※包にはあしへんがつきます。
場所:(入り口)彰化縣鹿港鎮民族路163号と165号の間









