
神様にいちばん近い伝統工芸
数多くの廟やお寺が点在する鹿港では、お参りで使用するお線香が必需品。廟の香炉には日本のお線香の3倍ぐらいはありそうな長いお香が常に見られます。
1756年にお線香専門店としてスタートした施金玉三房は、現在7代目と8代目が切り盛りする老舗です。かつて中国の泉州から渡ってきた人々から学んだ技術を今に伝承しています。
安価なメイド・イン・チャイナのお線香に押されながらも、代々伝わる手法を守り天然素材にこだわり、高品質の商品を提供してくれる貴重なお店です。
住所:彰化縣鹿港鎮復興南路853〜5号
電話番号:04-778-0057
営業時間:8:00-21:00
定休日:無休
HP:
http://www.scy1756.com.tw/
使用目的により異なる長さ
最近では39cmの長さのお線香が一般的なのですが、厳密には40cmは先祖へのお参り用で、一番上にいる神様にはもっと長い48cmのものでお参り、と細かく分けられています。お香として香りを楽しみたい場合は、赤い部分を折るといいそう。
半斤から量り売りしているお線香の価格は160元〜1200元の間です。
天然素材ならではの柔らかい香り
香料には大部分に沈香と檀香を使用しています。沈香木とは東南アジアに生息する香木で、こちらではベトナム産のものを使用。檀香はインド産で、これらの粉末を20以上ある調合方法でブレンドしています。天然香料のみを使用しているので体に優しく、複雑ながらも温かみのある香りに心を落ち着けることができます。