大観TOP北宋書画特別展▼北宋汝窯特別展▼宋版図書特別展
「大観」は、2007年3月25日で大好評のうちに終了しました。



北宋時代の汝窯が宮廷の御用窯だったのは、1186年から1106年の20年間という短い期間に限られています。そのため現存する作品も少なく、非常に希少価値の高い宝とされています。青磁の最高級品として名高い汝窯の磁器は、雨上がりの澄み渡る空のような美しいスカイブルーが最大の特徴です。また、汝窯の釉には瑪瑙(メノウ)が混ぜ込んであり、器の口部分などに、うっすらとピンクがかった輝きを見ることができます。その色は土質、釉の配合の関係上、現代の技術でも再現できないとされ、より神秘性にあふれた美しさをたたえています。

今回の北宋汝窯特別展では、世界で70点も現存しないという汝窯の作品のうち、故宮に収蔵されている21点全てが展示されます。さらに中国、イギリス、日本の博物館から窯の道具や青磁の破片、良く似ているとされている高麗青磁の作品などを借り受け、汝窯の製造過程から他の窯の作品との比較などができ、体系的な理解が深まる展示内容となっています。


 

余佩瑾 副研究員兼科長

 大観-北宋汝窯特別展の見どころとは?
故宮収蔵の汝窯作品全てが一度に鑑賞できることに加え、海外から作品を借り入れることにより、産地から作品そのものまでをトータルに鑑賞できるようになっています。

つい最近まで汝窯の作品だとされていた収蔵物や、著名な高麗青磁も展示してありますので、その比較を楽しんでみてください。
 開催準備にあたり大変だったこと、気をつけた点は?
今回の特別展をご覧になっていただければ、汝窯の全てが分かるような体系的な展示を目指しました。そのため、比較対象用の資料となる窯具や破片、高麗青磁などを揃えることが大変でした。協力していただけた各博物館にはとても感謝しています。世界中の汝窯作品が集められていますので、この特別展をご覧になれば、汝窯についてとても詳しくなれますよ。

 おすすめルートや鑑賞ポイントは?
汝窯の作品はその美しいスカイブルーはもちろん、細かく入ったヒビ、うっすらとピンクがかった輝きが最大の特徴です。これらの特徴が作品の鑑定資料になるのですが、もう一つ、作品の裏にある、釉をかけるときの支柱の跡がとても重要なのです。そこだけ釉がかかっていないのですが、汝窯の作品はこの跡がとても小さく、まるでゴマ粒のよう。いかに繊細に作られたかということが、分かるポイントなんですよ。

 日本人観光客へのメッセージをお願いします
これだけ体系的にすべてを網羅した汝窯特別展は、史上最大と言っても過言ではないと思います。収蔵品の美しさを純粋に楽しむことはもちろん、北宋とその他の時代、また他の窯の作品との比較などをしてみてくださいね。



汝窯青瓷奉華紙槌瓶 汝窯青瓷膽瓶 汝窯青瓷圓洗 汝窯青瓷橢圓洗 汝窯青瓷無紋橢圓水仙盆 汝窯青瓷蓮花式碗

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旅々台北 【 台北遊透隊 】 調査報告書 No.014 「國立故宮博物院徹底攻略ガイド2006-2007」
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