ハードロック、ロックンロール、ロックジャズ、フォーク・・・。スプリングスクリームは創造性のあるミュージックなら誰でも大歓迎です。素晴らしい舞台効果で知られる「Mimie-Chan」(日本)、クレージーな「Milk」(台湾)、歌劇風の「Daymaker」(アメリカ)などは絶対に見逃せないバンドです。
スプリングスクリームのオフィシャルサイト(
www.springscream.com) でバンドの演奏時間を確かめることもできるので、お目当てのバンドがあるときはチェックを忘れずに。海外のバンドだけではなく、もちろん台湾の人気バンド、「胡椒蝦」、「壞女孩」、「旺福」、「閃靈」、「濁水溪公社」、「夾子電動大楽隊」なども絶対見逃せないグループです。
スプリングスクリームの演奏は一日中行われますが、過去の経験からやはり出発は午後にするのがよいでしょう。イベントが行われた4月頃の気温はちょうど適度で日焼けを心配しなくてもよいからです。また、夜に演奏するバンドは特に素晴らしく、観客の雰囲気もぐっと乗っています。
墾丁の有名な「恒春おろし」に吹かれながら、みんなと一緒にリズムに合わせて踊り、観客と演奏者が次第に一体になってゆくあの感動。これはスプリングスクリームの現場でないと味わえない感動なのです。
「愛、自由、音楽の創造」をモットーとするスプリングスクリームのメインは言わずもがなホットなコンサートそのもの。それに加えて、キャンプとバザーも多くの人をひきつけるもう一つの要素となっています。
あちこちから集まったロックファンはそれぞれ身軽な服装をまとい、寝袋とバックパックだけを持ってここにやって来ます。各々スプリングスクリームの会場の指定された場所でテントを張りキャンプファイヤーを楽しみます。今まで全く面識がなかった者同士でも、ほんの何日か一緒に寝食を共にするだけで、親友に早変わり。そして、世界各地から集まってきたロックファンたちはそれぞれ自分の宝物を出し合って会場内でバザーを開きます。その様子は、まるでどこかのジプシー市場に来たかのような雰囲気です。
今年私は、アメリカ人のジョンと知り合いになりました。彼は毎年同じ質問を台湾人に投げかけます。
「What do you want from spring scream?(スプリングスクリームに何を期待してるの?)」
私は「I want fun!(楽しみが欲しいの!)」と答えました。毎年スプリングスクリームに参加するジョンは、私の答えを聞いてすぐ私を友達に紹介してくれました。カナダからやって来たナタリーはファッションデザイナー。彼女手作りのバックパックからは、彼女の情熱とフロンティアスピリットがぷんぷん。
また、フォークのファンであるアメリカ人のサリーは言います:
「台湾のスプリングスクリームは欧米の野外ロックコンサートのレベルにはまだ程遠いけれど、毎年少しずつ良いものになってる。これは本当にうれしいわ。」
台湾人の奥さんを持つデイビッドは家族とここに来て、幸運ブレスレットとDIYアクセサリーを購入。「来年も絶対に来る!」とのことでした。