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ここで登場していただくのが、高雄茄○郷にあるカラスミ加工センターの社長、陳玉和氏です。カラスミの達人と呼ばれ、その知識と経験の豊かさは郷政府のお墨付き。今回は加工センターにお邪魔し、お忙しい中、陳氏にカラスミに関するお話をうかがうことができました。台湾のカラスミの歴史、加工方法、そして美味しいカラスミの見分け方など、見逃せない情報が満載ですよ!
◆長い歴史と熟練した技術
300年以上も前から、台湾ではすでにボラを捕獲して、カラスミを製造したという文献が残っています。当時、台湾を占領していたオランダ人は、ボラを捕る漁民に対して10%の課徴金を課していたとか。
その後、鄭成功の時代(1662年頃)になると、ボラ漁に出るには先に漁業税を払わなければならず、その許可印である"烏魚旗"をもらってから、やっと漁をすることができたのです。このことからも、かなり昔からボラとカラスミが、貴重品であったことがおわかりいただけるでしょう。
数百年来の技術の蓄積とボラの高い品質が、台湾を国際的に最も重要なカラスミの産地に育て上げたのです。
◆巾着網で丁寧に捕獲
ボラ漁は、巾着網方式が一般的です。漁船二艘が一組として平行に航行し、船尾にそれぞれ巾着網の端を繋いでおきます。ボラの群れを発見したら、すばやく網を投げ、二艘の船が協力して群れを追い詰め、網がボラの群れを囲んだの確認してから網を上げます。この漁法ですと、ボラを傷つけることなく水から上げることができるのです。
◆輸入や養殖のボラもありますが…
定期的に台湾沖に回遊するボラですが、その漁獲量は下降傾向にあります。そのため、最近では沿岸でボラを養殖したり、ブラジルなどからカラスミを輸入することが増えています。しかしながら、やはり品質は、台湾の天然カラスミがダントツなのは言うまでも無いでしょう。
価格もかなり違いますので、カラスミを買う時には天然モノ、養殖モノ、輸入モノのいずれなのかを、しっかり確認してくださいね。
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